生まれたときから常に競争を意識し、世間様から「団塊世代」などと特別視されながらも、
それらにも懲りることもなく、ただこよなく自然を愛する中年親父の独り言を、
自由気ままに書き綴っています。
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雪山において緊急事態となったとき少しでも経験が有れば生還に結びつくと思い、大雪の氷ノ山山頂で雪洞を堀り一夜を過ごすことにした。
一日目は曇り空ながら視界はほぼ良好、東尾根から頂上を目指した。我々以外にも大阪の労山パーティ15名と3人のパーティが同じ目的で山頂を目指している。
先行の労山パーティが通常のルートから1本西の尾根に取り付いており、踏み跡を使わせて貰い後に続く。人数が多く初心者の雪山講座を兼ねてのため時間が掛かり我々にラッセルが廻ってきた時はやっとマイペースで行けるようになり最後の急斜面を登り切り稜線に上がる。そこからはトレースがあり快調に登り昼過ぎ頂上到着。既にガスの中視界不良の中雪洞を掘れそうな場所を探し雪洞堀に挑戦。一部氷の層もあり難儀し2時間以上掛かって、やっと4人が入れる空間が完成。
高さが低く頭を伸ばすことができず窮屈な姿勢だが意外と快適。ローソクの明かりで中はメルヘンの世界。寝るのも最小限のスペースのため窮屈。
外は吹雪でも中は暖かく過ごせた。高さがあと20cm程あれば本当に快適だ。
機会があればもう一工夫した雪洞を掘ってみたい。
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Comments
HPの雪洞の写真、雲水さんの頭の部分だけ雪を繰りぬいたように写っていて可笑しいですね。それに、みんな何故か首を傾けている。
ゴム手袋はいいですね。それに1.5m×1mくらいのブルーシートを用いると雪出しに重宝しますよ。雪に埋められることがありますので、スコップは必ず中に入れておくことと、酸欠には注意してくださいね。
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