寅年の江美・虎子山

  • 2010.03.05 Friday
  • 13:11

 週末の日曜日(2/28)には天気も回復し青空が広がると予想し、湖東の虎御前山に続き、奥美濃の干支の山「虎子山(トラスヤマ)」に急遽出掛けようと決め、携帯で山の会のメンバーにメールを送った所4名の参加希望があった。タイガースの優勝もこれで万全でしょうか?
 決行日は生憎の雨空、小雨のそぼ降る早朝6時出発、山陽道から順調に関ヶ原ICで一般道に降り、ナビに国見岳スキー場と入力し、ナビ任せで車を走らせた。
 垂井を過ぎた先で、ナビの指示で左折、円興寺トンネル経由池田温泉に抜け、池田山山麓の集落に沿った道をクネクネと走ることになり、のどかな早春の里山ドライブを満喫、揖斐川町辺りから天気も回復予想どうり青空が広がってきた。揖斐川支流の粕川沿いに美束を過ぎ山道を登り国見岳スキー場予定オーバーして9時半過ぎに到着。第二駐車場に誘導され、支度準備中に駐車料金を請求に係員がやってきた。スキー場のHPでは無料となっているはずだがと尋ねると、除雪協力金をお願いしてますとのこと。
虎子山
  写真:林道から虎子山

 「今日は2パーティが登っているよ」と情報と「頑張って」のエールを貰い予定遅れの10時20分出発、林道を登ると暫くで除雪終了、積雪20センチほどの林道をつぼ足で辿る。足許にスキー場が見える辺りからは青空にくっきりと奥美濃の山々が望めるようになってきた。虎子山、ブンゲン?貝月山?槍が先?その遙か先にも白い山々が望めるが、山の名前は判らない。
山腹を何度も折り返し高度を上げていく林道を2回カットして時間を稼ぐ。結局1時間で国見峠到着、南側の展望はガスのため見えなかったが、休んでいる間にもガスが流され伊吹山が少しずつ見えてきた。美智子さん差し入れのパン生地まで全て手作りの美味しいサンドイッチを戴き、急登に備える。
稜線
  写真:稜線を行く

 峠から国境稜線を辿る。標高点978まで130mの急登、左側は植林右側は自然林の狭い尾根の登りが続き展望は右側のみ、標高が千メートルを超えた辺りから傾斜も弛み自然林の尾根となる。振り返れば伊吹山が間近に迫力満点で一際大きく見える。伊吹北尾根もなだらかな稜線を覗かせてきた。ここで和歌山から来たスノウシュウを履いていた単独の登山者に追いつく。峠から1時間でCa1182のジャンクションピーク到着、この頃からガスが湧き出し青空も隠され風も出てきた。
JPからは北へ尾根が大きく曲がり、小さなピークを二つ越えると目的の虎子山山頂の筈だが、山名板も無く通り過ぎてしまう。尾根が北へ急激に落ち込む所は展望も良いので、昼食とする。天気も青空が回復し日差しも暖かい。風を東側へ避けた斜面に座り、奥美濃の山々を一望しながら、これからの奥美濃の山旅について語り合った。北西の川を隔てて大きな山体の金糞岳も見える。この稜線の続きには、おそらくブンゲンと思われる山、更に稜線続きには貝月山が目の前に、その遙か向こうには右肩が上がった台形の山が見えるが、屏風岳ではないだろうか?
頂上
  写真:虎子山山頂

 食事を手早く済ませ三角点のピークと覚しき場所で記念撮影、和歌山の登山者にシャッターをお願いした。後は降るだけ、ゲレンデでのスキーを楽しみに一目散に国見峠まで40分で駆け下り、元来た林道をスキー場まで戻ってきた。
ブンゲン・貝月山
  写真:国見峠からブンゲン・貝月山

駐車場でスキー靴に履き替え残り時間一杯まで練習。ネットで手に入れたファットなカービング板の試乗を兼ね4本滑った。午後3時を過ぎているのでザラメ雪だったが今年二回目で本番に向けての良い練習でした。
 国見岳スキー場は関西では余り知られていない小さなスキー場ですが、リフトのスピードが遅いことを除けば一昔前の雰囲気で楽しめました。流石にテレマークで滑っている人は私だけ、優雅な滑りで少しは注目されたでしょうか。

雪の大江山連峰ハイク

  • 2010.02.15 Monday
  • 13:48

 暖冬の影響で県北部の山々も雪不足です。先週の木曜日から週末にかけて雪が降ったので山の会の仲間と早朝から出かけました。
 加悦町の憩いの家から縦走して、千丈が嶽・鳩が峰・鍋塚と辿り加悦青少年山の家へ降るコースです。
 雪こそ無いが憩いの家への道路は溶けた雪が凍りスケートリンクの様な状態、マイクロバスはノーマルタイヤのため2km手前でスタック。
 ここから歩くことになった。我々以外に車2台が上がってきた。憩いの家で支度を済ませ雪の遊歩道を歩く。
 朝日に輝く赤石岳の斜面は先日来の吹雪の影響でエビの尻尾がビッシリと着き綺麗だ。
赤石岳
   写真:朝日に輝く赤石岳

 稜線に上がると樹氷を纏った三岳山が三角錐の姿を現し、南西の展望が開ける。遠くの山々も雪景色で輝いている。
暫くは稜線を辿るが右側から林道が稜線まで上がってきてその後ずっと地形図にない林道を歩く。千丈が嶽への取付きから葛籠折れの林道が続き一向に高度が上がらないが、樹氷の中を行くので仲間から感嘆の声が上がる。折角持ってきた「わかん」を履き、ショートカットで斜面を登るろうとしたが、一箇所以外薮でショートカット出来なかった。
 斜度も落ち頂上が近づくころ東側の鬼嶽稲荷神社からの道を併せると暫くで頂上到着。山頂は広く展望も360度。全員で記念撮影。
大江山の樹氷
 写真:樹氷の林を降る

鳩が峰への降り斜面は北向きということもあり樹氷がビッシリ、ただ時間が経つにつれて気温が上がり頭上へ降ってくることが多くなる。
大江山
 写真:千丈が嶽北面

南向きの斜面の雪が溶けてシャーベット状になり地肌が出ているところもある。鳩が峰を過ぎ降りきった所には林道が来ている。トイレも完備した休憩所も在る。再び登りになり小さなピークを越えると鍋塚頂上、こちらも丸い山頂で展望も360度、少し下り坂の天候で雲が広がり風も出てきた。昼食を済ませ青少年山の家へ向け下山開始。池が成キャンプ場からは舗装された林道を下り加悦青少年山の家へ下山。
 久々の雪山ハイク、運良く樹氷が見られてラッキーな一日でした。

氷ノ山流れ尾雪洞山行

  • 2010.02.01 Monday
  • 13:47

昨年にも予定していた氷ノ山雪洞訓練山行が、悪天候と雪不足で2回も中止になった。
今年は年末から寒波到来で一気に大雪が降り期待して出掛けました。
氷ノ山国際スキー場のチャレンジリフトも土日祝は動かすとの情報を得て1月30日土曜日から出掛けました。
午前8時過ぎ駐車場に到着、思ったより車は少ない。二日分の駐車料金を支払いリフトを乗り継ぎパトロールセンターに登山届けを提出。
本日は先行者二名ありとの情報。最上部へのリフトでゲレンデトップまで楽ちんで到着、支度を調え出発。
雪は程良く締まっているが、念のためわかんを履き登り出す。雪面は所謂モナカ状態、流れ尾に合流するまではこのままで登る。
最後の斜面も雪庇の小さな場所を選び尾根に乗る。先行者はアイゼンで登っている様だ。
メンバーもここからアイゼンに履き替えて登ることにする。私はつぼ足とストックで登る。
本当に雪が少なく所々笹が出ている。オマケに気温上昇で溶けた雪が朝方に凍って始末が悪い。
最初の岩峰を右から越える斜面は雪が殆ど無く、つぼ足の私はスリップに気をつけ足許を確かめながら登らなければならない。
我々の後から山スキーの単独行者が登ってきたが、シールで登るには雪が少なく、やはりつぼ足で登ってきた。
上部岩壁帯まで来ると雪が多くなり登りやすくなったが、頂上へのトラバース斜面だけは、アイゼン無しでは流石に緊張した。
クラストのためキックステップが決まらない、ピッケルならステップを切れるのだがストックではバランスを取るだけ。
丁度先行者二人がこの斜面で滑落停止の訓練中、その横を時間を掛け慎重に一歩一歩登る羽目になった。後で仲間から聞いたのだが、先行者の一人は、神戸FACの仲間Sさんだったそうだ。ゴーグルをしていると誰だか判らない、失礼しました。
氷ノ山頂上はスノーシュウで若桜方面から来た登山者が多かった。
氷ノ山山頂
   写真:氷ノ山山頂にて 本当に雪が有りませんでした

避難小屋で昼食後上の千本へ降り、雪洞掘りの場所を探すが雪が少なく、鉢伏山が見える斜面の吹きだまりを選んだ。
雪洞を2mも掘ると笹が現れる。やはり雪が少なく奥行きが深くできない。結局奥行きを少なく間口を広くした雪洞になった。
始めて雪洞掘りに挑戦されたFさん、居心地は如何でしたか?
雪洞にて
   写真:雪洞にて

私の今回の目的である「雪山でのツェルトビバーク」を近くの斜面に決め、整地しストック二本で設営。
夜中は曇り空ながら満月に照らされ、鉢伏高原の灯りが瞬く長い一夜でした。
風も思ったより強くなかったが、自分の息でツェルトの中は真っ白、時折風が吹きツェルトを揺らすと顔に氷が降ってくる。
薄いナイロン一枚だが、風の弱い一夜のビバークなら結構いけそうだが、強風の中だったら雪面を少し掘り下げないと寝ていられないだろうな。
やはり風が強い場合は、雪洞が一番だが、掘れる場所があればの話。もう少し快適に過ごせる対策を考えなければいけないようです。
翌朝は、予想どうり小雪がちらつく生憎の天気、頂上往復を取りやめ早々に下山。
下の千本を過ぎるとガス雲から抜け視界が広がる。昨日の流れ尾や東尾根避難小屋もハッキリ見える。8時を過ぎるとゲレンデから賑やかな音楽が聞こえ、スキーヤーも色とりどりの服装で滑っているのが上から見えた。
避難小屋付近では、雪が少ないので地道も現れ、夏道を瞬く間にゲレンデまで降りてきた。
パトロールセンターに下山報告を済ませ10時過ぎ車に戻る。
地球温暖化の影響か段々雪の降る量が少なくなっているようですね。

この詳しい山行報告は、ここをクリック。

氷上の白山と篠が峰

  • 2010.01.19 Tuesday
  • 15:09

 氷上町成松(現在は丹波市)の白山から篠ヶ峰へ尾根を歩き、帰りは一本北の尾根を東峰山から弘浪山まで一日で歩こうと思い1月10日に実行しました。
 残念ながら、時間切れで弘浪山までは行けませんでしたが、弘浪山へ登る手前のコルからゴルフ場へ降り暗くなって車に戻ることが出来ました。
 8:35に白山登山口を出発、9:00東屋で休憩。9:40白山頂上着。ここまでは順調でしたが、踏み跡を安易に辿ったため南西の尾根に入ってしまい往復40分ほどロスタイム。予定の尾根に戻り縦走を続ける。薄日の差す天候で行く手正面に篠ヶ峰を望み、右手には帰りに使う尾根を眺めながら快調に歩き点名新郷(587.7m)の肩を10:30すり抜けると応地坂峠から北上してくる尾根と合流するCa600のピークに着く。ここはコンパスを出し注意深く方向を定める。踏み跡は南へハッキリとしているのでうっかりすると間違える所だ。目指す篠ヶ峰が間近に近づき12時を過ぎる頃点名赤井(691.7m)に到着。ここは測量のためか大きく切り開かれ展望も良いのでお昼にする。

点名赤井

   写真:点名 赤井にて(後方は篠が峰)

 時間が追っているので早々に腰を上げる。一旦100m程降ってCa580(12:30)から篠が峰に登り返す。最後の急坂を登り切ると大きな電波反射板の建つ頂上の一角に13:40辿り着いた。日影には雪が消えずに残っており東側の展望が良い。ほんの少し登ると放送局のアンテナが3基建つ細長い頂上です。
 休みも程ほどにP631.7m(東峰山)へ向け下山開始。一気に260mの下降、急坂を立木に掴まりながら降り、560mほどの尾根を辿り、槍のように尖った形の良い東峰山の頂上へ15:20到着。此処までは、測量のためかピンクのテープが沢山あり迷うことはない。振り返れば西日にシルエットの篠が峰くっきりと聳え立っていた。

点名三原

   写真:東峰山にて

 夕暮れが近づき太陽も稜線間近に迫っている。後1時間くらいで稜線に隠れるだろう。東峰山から尾根が分かれ南東の尾根を辿る。尾根上には、ある宗教団体の霊園墓地の境界を示す鉄の柱と鎖が設置してあり、この上なく歩きづらい。オマケに関係者以外立ち入り禁止の看板までご丁寧に取り付けてあった。なんと心の狭い排他的な宗教団体だろうとあきれ返った。
 尾根は尚も降り続けCa290の最低鞍部に15:50到着休憩。尾根の北側には件の宗教団体の霊園墓地、南側はゴルフ場。東へ続く尾根は、標高差250mの岩混じりの尾根となっている。残り一時間では疲れと標高差距離を考えると到底無理、この地点で下山を決める。
 ゴルフ場まで標高差僅か100m程、獣道を使って薮漕ぎで強引に降る。思ったより薮の抵抗も少なくスンナリと沢状のガレ場を降ることが出来た。林道が沢の詰めまで伸びて来ており、無事林道に降り立つ。ゴルフ場脇の林道を下り暗くなってきた頃(17:30)白山登山口まで戻ってきました。
 今回は、雪山訓練を兼ねた山行で、重たい登山靴を履いて長い距離を歩き上り下りを幾度となく繰り返す山歩きでした。さすがに最後の林道歩きは、足が攣りそうになりましたがとても良い訓練になりました。同行の皆様お疲れ様でした。

大台東の川シオカラ谷沢登り

  • 2009.08.24 Monday
  • 21:28

 8月例会で大峰池郷川沢登りを計画していましたが、CLのNさんから今年の池郷は水量が多く相当困難な遡行となるので別の場所へ変更するとの連絡があった。
 奥美濃川浦谷での実力から、例え沢の状況が良くても池郷は無理だと思っていただけに少しホッとしたような複雑な気持ちだ。(実力以上で敗退しても良いからどんなところか一度は覗いてみたい。本音ですよ。)
 候補としては、同じ流域の小又谷と大台の東の川が予定されていた。自分自身以前二度計画したが何れも悪天候で中止となった大台の東の川を希望した。
 8月21日(金)夜発日帰りの計画であったが、土曜日の天候が悪く翌日は回復する天気予報を信じて一日出発日を延ばすことに変更した。その甲斐あって土曜日から快晴となり、大台にしては珍しい二日続きの快晴の下明るくて壮大なスケールの東の川上流部を楽しく遡行できた。
西の滝と雲水
   写真:西の滝をバックの雲水

 Nさんとは大台の駐車場で待ち合わせる。稲美町を19時半出発、阪神高速の渋滞にも遭わず予定どうり3時間ほどで到着。駐車場は沢山の車、登山の車以外に天体観測の車も多い。空を見上げると久しぶりに見る満天の星空、天の川も夜空を白く染めて横たわっている、あまりの多さに星座を特定するのが難しいくらいだ。
 40年ほど前大峰の沢で見た恐ろしいくらいの星の数に恐怖を感じた時の様な星空程ではないが、星空の下で路上に座り軽くビールで乾杯。下界の暑さに比べて此処は将に天国、涼しすぎて寒いので慌てて長袖を着た。

 8月23日(日)翌日も天気は快晴。支度をして6時半頃出発、大蛇瑤悗亮遊道を降りシオカラ谷吊り橋に着く。いよいよここから滝見道へ入る。勿論通行止めです。Nさんの話では、大昔は中の滝や西の滝を見るための道が有ったそうで、東の川まで降り千石瑤防佞韻蕕譴芯子や桟道を伝って一巡りする道だったそうです。勿論今はそんな物有りませんが、所々に残骸は有りました。
 シオカラ谷に沿って細々と道は残っています。篠に隠され判り難い所も在りますが、東の滝落口までは割合明瞭です。
 沢を上から覗くと清流が流れていますが、意外なほど穏やかな流れです。やがて東の滝落口に到着、昔の名残か鎖の手すりが有りました。此処までは穏やかですが、この東の滝(25m)を境に様相は一変します。インターネット等でこの道のことを調べると、ここから左の尾根へトラバースぎみに滝見尾根に上がると書いてありますが、踏み跡が見つけ辛く少しの間薮漕ぎをしたが踏み跡は無く、適当なところより上の稜線目指し薮を漕いで行く。稜線には明瞭な道が残っていた。この後は間違えるような所は無いが東の川まで急斜面が続く。途中一箇所展望台が在り、ここからは西の竜口尾根、対岸には西の滝、中の滝、千石瑤梁膣篳匹間近に迫り迫力満点の景色です。秋の紅葉の頃なら岩壁が色とりどりに染められ、さぞや美しい事でしょう。
西の滝
   写真:西の滝

 何処までも斜面を降り続けると目の高さに西の滝が見える様になるともう僅かです。気をつけないと最後で断崖に出ないよう判りづらい分岐を右に降ると鎖で降りられます。我々は真っ直ぐ降ってしまい懸垂でないと降りられなくなってしまった。適当な懸垂支点が無いので、分岐まで登り返し右へ降るとスンナリ降りることが出来た。時間にして2時間、東の川へ無事降りてきました。
 目の前には朝日に映えた西の滝が上空より降り注ぎ、凄まじい迫力です。上流は家ほどもある大岩が折り重なり、まるでパズルを解くようなボルダリングの遡行です。少し上流には中の滝が300mの岩壁から一気に落下しており息をのむ光景だ。筆舌に尽くせない光景とは将にこれだと感じた。是非皆さんも一度この光景を目で確かめてください。写真では表現できないほどの雄大な景色が見られます。
 支度を沢用に換え出発、中の滝への沢に入らないよう注意し右の沢へ進む。岩間の滝や釜を持った小滝が次々に立ちふさがるが全て直登で進む、時々登れない所もあるが、ショルダーなどで協力して越えていく。
千石
   写真:千石

千石瑤鳳茲辰禿个辰討いようになると最初の大滝「高倉滝」が行く手を阻むように立ちはだかる。滝の左側を越えていこうとしたが、水量が多く出口付近が純層で濡れている為このルートを諦め、左岸を小さく高巻く。
 さらに詰めると日が差し込み緑色に輝く大釜に出る、あまりに綺麗なのでここでコーヒーブレイク。アマゴだと思うが、数匹悠然と泳いでいる。禁漁区の為か警戒心が無いようだ。
美しい釜
   写真:綺麗な釜

 暫くして垂直に落下する東の滝に到着。シオカラ谷最大の滝で25m程、岩の割れ目を一気に落下しているが釜は小さい。色々な案内には左岸を高巻き上部の滝見尾根に上がり落口に至るとあるが、Nさん曰く、ここは右岸の小さな沢を登り、左岸のルンゼ状を木に掴まりながら登りきると落口すぐ上に出るルートが有り、以前もこちらから高巻いたとのこと。現在はルンゼ下部が崩壊し取り付けないが、沢を少し登り、途中から右へ岩混じりの斜面をトラバースするとルンゼの中間部に出る、そのままモンキークライムでルンゼを登れば簡単に落ち口へ出た。
 ここから上流部はナメが続き、気持ちの良い沢歩きをすれば見慣れた吊り橋が現れ12時過ぎ遡行終了。家族連れが楽しそうに水遊びをしていた。疲れた足で階段を登りやっと駐車場へ帰着、行楽客で駐車場は満車状態。実働5時間ほどの沢登りでしたが、天気にも恵まれ素晴らしい東の川を堪能しました。お付き合い頂きましたNさんに感謝。
 帰りに入之波温泉で汗を流し少し渋滞に巻き込まれましたが夕方7時頃稲美町へ無事帰着、来年はもう少し下部から遡行する計画です。
 

奥美濃・川浦谷

  • 2009.08.14 Friday
  • 11:23

 2009年8月7日夜集合場所の稲美町役場を出発。交通渋滞に掴まり近畿を抜けた頃は日付が変わっていた。
 東海北陸道美濃ICから板取川沿いに車を走らせ、道の駅「ラステンほらど」到着、思い思いに寝場所を決め朝まで仮眠。トラックのアイドリングが耳障りだったがそれ以外は快適な道の駅でした。
 簡単に朝食を済ませ、流域最奥の板取川キャンプ場へ向け出発。沿道には鮎などの渓流釣りの案内が多く、鮎料理の店が建ち並び、キャンプ場も至る所にある。女子マラソンの高橋尚子が給水に使用して一躍有名になった「高賀森水」もこの流域にあります。
 「板取スイス村」と呼ばれているこの地域、スイスを連想させるのは、施設に付けられた名前が全てドイツ語、道の駅のラステンとはドイツ語で「休息する」。板取川温泉は「バーデンハウス」といったようなネーミング。中学校の校舎や体育館等全てが木造、しゃれた喫茶店等々、地域興しに相当力を入れているようです。
 8月8日 朝日の差し込む板取川キャンプ場に到着すると、多くの家族連れがコテージに宿泊しており朝食の準備中。前には川浦谷の清流が流れており、上流に目を移せば吊り橋の向こうに緑色したゴルジュの入り口がおいでおいでと誘っている。
川浦谷ゴルジュ
  写真:川浦谷ゴルジュの始まりです

 キャンプ場の管理人に沢の様子を尋ねると、平常より20cm位多いとの話。今日は天気も良いので、一日経てば水量も少しは下がるだろう。明日、海の溝洞と一挙に遡行することに変更し、本日は、銚子が滝(20m)から上流部を遡行することにする。
 車を林道奥の通行止めへ移動させ、簡単な装備と釣り竿で出発。この林道は、銚子が滝探勝の目的で作られてはいるが、至る所で崖崩れが発生しその補修に追われ完成はしているものの一般に公開されていない。地元業者と行政の馴れ合いで事業を計画し、無駄な税金を垂れ流している過疎地特有の構図がここでも垣間見られる。
 今日が土曜日と言うこともあり、土木業者の工事が行われている横をすり抜け大きなトンネルと橋が分岐する所まで歩き、いよいよ銚子が洞の遡行を開始する。
 橋の下には、銚子が洞が幅2m位に狭まりその上に岩が両側の岩壁を跨ぐように乗っかっている「石門」と呼ばれている所だ。橋詰めから銚子が洞左岸に50m程降りるのだが、急斜面を古いロープやトラロープを頼りに慎重に降ると「石門」のすぐ上流部に降り立つ。これはなかなかの見物である。写真を撮ろうとシャッターを切ると、メモリーが僅かですとの警告が出る。1Gのメモリーが一杯になったのかと確認したが撮影枚数は2〜3枚だけ。不思議に思い中を確認すると何たることかメモリーを入れ忘れているではないか。慌てて画素を落とし本体内のメモリーだけでの記録となる。いつもならバシバシ撮るのだが今回ばかりは慎重に選んでの撮影となった。
 林道歩きと斜面下降で汗が噴き出していたが、沢に降り立つとやはり涼しい。早速A師匠は釣り竿片手に平凡な流れを遡上。我々も後を追うがなかなか追いつけない。右岸から沢が流入すると銚子が滝への遊歩道がすぐ傍まで降りてきて、終点の銚子が滝まで右に左にと続いており一寸興醒めな沢でした。
 銚子が滝までは滝場は無く、沢登りをするなら遊歩道を利用して、銚子が滝から上部を目指すのが良いようだ。
 箱洞出合い付近からイワナやアマゴがA師匠に掛かりだし、KさんもMさんも沢登りから渓流釣りモードになってしまった。
 折角下見に来たのだからと銚子が滝の高巻に掛かる。踏み跡もシッカリ在る、最初は灌木もなく手掛かりを貧弱な草に求めながらの巻道だが、少し登ると立木も生えて木登りの巻道に変わる。半分くらいの所で下から降りてこいとの声が掛かる。此処の降りは懸垂下降でないと難しく途中の立木から懸垂で降りた。
 降りは遊歩道を使って箱洞まで降り、ここで一斉に釣りタイムとなる。私もテンカラを振ったが全く反応がない。
天気は上々、早々に諦めのんびりとみんなを待っていると、Kさんが腰を打ったと戻ってきた。竿を持って移動中岩で滑ったとのこと、相当痛そうだ。早く歩けないので先に遊歩道を降るため先行、その後大分立ってからやっと釣り人が帰ってきた、釣果は上々さすがはA師匠、何処でも必ず釣り上げる腕前は名人級。
 さて、降りは整備された遊歩道。吊り橋も3ヶ所。実に勿体ない程良く整備された遊歩道が続いている。遊歩道が沢から離れると立派な林道に上がる、そこはバイオトイレの立派な建物(なぜか施錠されていました)と駐車場だ。事業計画では、ここまで車で来て、遊歩道を歩き銚子が滝を見に行くのでしょう。目の前には、大きなトンネルが掘ってあります。元論完成してます。中はヒンヤリして真っ暗、ヘッドランプを着け暫く歩くと薄ボンヤリと出口が見えます。出た所は朝入渓した橋でした。何時になったら供用開始となるのでしょうか?。それとも何時までも補修が続き永遠に利用できないのではないか?。一寸複雑な心境です。
 暑い日差しを避けながら朝来た林道を下り、車まで戻る。ここにもトイレの完備した広場があり、水も少し離れた所に支流が流れている場所で幕営と決める。付近一帯はキャンプ禁止なのだが大目に見てください。献立は焼き肉、美味しい霜降りの牛肉にMさん家の新鮮野菜、追加でイワナとアマゴの焼き物に味噌汁。スイカも丸ごと流水で冷やし美味しく頂く。
 暗くなる頃テント設営、辺りにはブヨ(ブト・ブユ)が沢山飛び交い体中にまとわりつき油断すると「チクッ」とやられる、堪らずテントに潜り込むが中にも進入してくる。夕まずめを狙ってテンカラを振ってみたが反応も無し、裸足で居たので足許を狙ってブヨが襲ってくる。余りに多いので釣りどころではない、這々の体でテントに戻るが体中にまとわりついてくる。蚊取り線香を焚いて防御するがテントの中は蒸し暑く閉口する。
参加者

 8月9日 蒸し暑い一夜が明け曇り空。いよいよ海の溝洞へ挑戦の日です。池郷ゴルジュの前哨戦というか、私にとっては挑戦資格を問われる試験です。朝食を済ませテントを撤収し入渓口のキャンプ場へ移動。昨日より車が増えています。早速沢登りの車は場外へ移動を命じられる。
 昨日のアクシデントで参加を見合わせたKさんを残し、大勢のキャンパーが見守る中、川浦谷ゴルジュに突入開始。左岸をヘツリから入るがすぐに泳がないと進めなくなる。30m程のトロ場だが見た目より流れが速い、浮き輪を付けたSさんは進むどころか後退する始末、また冷水対策が万全でなく水から揚がっても寒くて震えが止まらない。出来るだけ水に入らないようにヘツッて行くが何度も泳がされる。トロ場を過ぎ最初の滝場から後ろを見ると1時間ほど経った割にはまだキャンプ場が見えている状態、殆ど進んでいないでは無いか。この調子では海の溝洞出合まで行けるのか心配になる。
 さらにヘツリで進んで行くが、対岸へ渡らなければ進めなくなり、激しい流れをどうして渡ろうか思案する。一番早い流芯を越さなければ対岸へ渡れない、ここまでで敗退か?
 ここは、浮きザイルを着けて流芯の向こうへ飛び込みそのまま流されながら対岸へ泳ぎ着くしか無い。眼鏡を無くさないように仕舞い込み、気合いを入れて思い切って飛び込む、頭まで沈むが力一杯流されながら泳ぎ想定通り対岸へ泳ぎ切る。後は一人一人ザイルを着け振り子式に対岸へ引き寄せる。更に右岸を出来るだけ低くヘツリ進む。時には高巻く。また小さな滝場が登場、両岸とも立っていて高巻き不能。Aさんが丁度黒部上の廊下口元のタル沢出合の時の様に激しい流れに抗しながら手掛かりの無い岩壁を水線ヘツリで抜けようとしたが、後一歩の所で進めなくなった。
 ここでは、もう一度左岸に渡るしか無いので再び飛び込みで挑戦する。先ほどは流芯が1本だったが、此処は流芯が2本ある、観察すると2本の流芯の真ん中に滝に向けての反転流が読み取れる、更に対岸間近には岸に向かっての巻き込み流がある。この二つの反転流を利用して泳ぎ切るしかない様だ。作戦はこうだ、一本目の流芯を飛び込みで越え反転流に入る、そこから二本目の流芯を流されながら泳ぎ切り対岸の反転流に入り岸に這い上がる。ポイントは、二本目の流芯を如何に早く越えるかに掛かっている。流されすぎると対岸の反転流に入れず、そのまま流されしまう。元の木阿弥だ。
 一度飛び込み掛けたが眼鏡を仕舞うのを忘れていたのでザックに仕舞い込み、覚悟を決めて気合い一発飛び込んだ。
 一本目の流芯は無事飛び越えた、いよいよ二本目の流芯に向かって力一杯泳いだが、みるみる流されていく。諦めずに泳いだのが功を奏してか後1m残して対岸の反転流に入れた、後はお決まりの振り子式引き寄せで全員が渡りきる。
 狭いゴルジュの中から空を見上げると、そこには橋が架かっており折良くギャラリーが数人我々を珍しそうに見ている。
 そこからは広くなった河原を進む。ヘツリと徒渉で割合簡単に進むと本日の目的「海の溝洞」が左岸から合流、本流は更に狭まり淵となって奥に続いている。海の溝洞はと見れば、幅2m位の狭いゴルジュから白濁した水流がジェット水流のようにはき出されている。凄い光景だ。
左岸をヘツリで近づき、微妙な傾斜のツルツルの岩をAさんが回り込み中へ入る。後はタイブロックで確保され全員無事到着、時間も経っているのでここで行動食を摂る。この時私は不注意でルベルソを水中に落としてしまった。
 この奥すぐにF1が見える。
海の溝洞
    写真:海ノ溝洞入り口

両岸ともツルツルの岩壁で取り付く島もない。記録によると左側から滝身に泳いで近づき滝裏を潜り中央から流れに抗して頭を出し右に抜けるとある。今日の水量では、滝に近づくことさえ出来ない状態。
本日は此処までと決める。休んでいる間にもA師匠は竿を出してはみたが反応が無いとのこと。
 さて帰りは沢を泳ぎ降ろうと思っていたが、真上の橋へ岩登りで帰ろうと早速準備をし登って行ってしまった。二番手でタイブロックをセットし登り始める、滑っている上に岩棚に上がる所が嫌らしく2度ほど登ったり降りたりしたが、最後は何とか登り切った。やはりフリーの練習不足が顕著に表れ実力不足を痛感する。
 2ピッチ目はハングしたヌル壁、A師匠はさっさと登ってしまうが、果たして私には登れるか不安だ。念のため沢用のあぶみは持ってきたが課題のハングした壁である。準備が出来て登り始めるが、やはり登れず、Sさんに替わってもらいあぶみをセットして貰った。その後2回トライしたが腕がパンプ、これ以上登ることが出来ず皆さんには悪いが沢を降って帰ることにしてもらった。勿論降りは流れに乗って楽ちんです。最後のトロ場では、ラッコ泳法で流れに身を任せ流されていきました。多くのキャンパーは我々を見て目が点になっていた事でしょう。
 この状況では、池郷ゴルジュの挑戦は出来ません。これが今の実力、認めざるを得ない現実を突きつけられて意気消沈。
 今回の沢登り、行きルンルン、帰りはシュン。私にとっては、何とも言い難い記憶に残る山行となりました。でも、秋にもう一度やってみたいそんな沢でした。
 

応地坂から古天神まで

  • 2009.05.29 Friday
  • 20:31

 大台の池木屋山に行く予定でしたが、生憎の天候の為延期。
 北部は雨に遭わないと考え、急遽篠が峰の南東にある応地坂から尾根を縦走し、尾根上に岩の見える頂きを登ろうと9時過ぎに出発した。
 今年の2月に牛坂から尾根を縦走し篠が峰まで歩いたのに続き、東の応地坂から歩く。
 車を坂尻の休憩所に停め、応地坂の旧道を峠まで登る。
 峠には、通行人の安全を祈ってお地蔵様が奉ってあります。
応地坂のお地蔵様
   写真:峠のお地蔵様です

 峠からは北へ尾根を辿ります。踏み跡もしっかりしていて迷うような尾根ではないが、ピンクのテープが五月蠅いほど木に括り付けてある。何のためにゴミを残すような事をするのだろうか?。せめて朽ちて自然に帰るような材料なら許せるが、化学製品のテープは自然に帰ることはなく永久にゴミとして残ることになる。ついでに言うなら、こんなに解りやすい尾根に目印のテープを付けないと歩けないなら、登る資格無し。他で練習してからにしてくれと言いたい。

尾根は所々岩があり展望もまずまずだ。395.0mの三角点は尖った山頂だが展望は無し。更に進むと尾根の上に大きな岩が見えてきた。
古天神を望む
   写真:天神岩を望む

 近づくと高さ20m程。南と西は切り立っていてザイルがないと難しいが、東は空荷でなら登れそうだ。北のコルから岩の頂上へ簡単に登ることが出来、狭いが展望は良い。
古天神の岩峰
   写真:北側のコルから見た天神岩

 更に北上を続け、送電線鉄塔まで来たが遂に雨が落ちてきた。
 予定の半分位だが、天候悪化が予想されるのでここで中止、関電の送電線巡視道を使って坂尻側へ下る。
 長い林道を歩き、坂尻の村までノンビリと歩き車まで戻ったら本格的に降ってきた、早めに決断したのが良かったようで、濡れずにすんだ。

 もう少し早い時期なら花も少しは咲いているのだろうが、この時期は無し。 次は、初冬の薮の後退した時期にもう一度歩いてみようと思った。



若丹国境稜線・頭巾山

  • 2009.05.16 Saturday
  • 23:04

 週4日勤務のため、木曜日が休日なのでいなみ山の会の仲間を誘って、福井県名田庄と京都府丹波との県境に在る「頭巾山871m」へ日帰りで行ってきました。
 天気も快晴、晴れ渡った青空の下気持ちの良い山旅でした。
 篠山市を抜け、京都の鶴ヶ岡から堀越峠をトンネルで名田庄へ走り、道の駅「名田庄」で準備を整え、野鹿谷林道を遡るが、野鹿の滝すぐ上で遊歩道の工事中、大きなトラックが道を塞ぎそれ以上奥に進めなかった。
 滝見物を兼ね車を道脇に停め、沢に下ると新緑に囲まれた形の良い滝が掛かっていた。
野鹿の滝

 名田庄の名所らしく滝の近くまで遊歩道が整備され、誰でもがこの素晴らしい滝を見物出来るようだ。

 地形図では、林道が沢の三俣まで伸びてそのまま登山道に繋がっているはづだったが、新しくダムが出来たため少し手前から沢を渡って、植林の作業道をジグザグに尾根に登るようになっていた。
 かなり急な道を、息を切らして登っていくと植林を抜け、自然林の尾根となる。この一帯は石楠花が多く、もう少し早かったらと悔やまれる。
 岩場をロープに掴まりながら登り切ると国境稜線に着き5分ほどで山頂に到着。二等三角点と手入れされた社があり展望も360度。

頭巾山
    写真:頭巾山山頂
北に青葉山、南に長老が岳、西に弥仙山、東には遙かかなたまで続く若丹稜線。
 暖かな日差しを浴びてお昼を頂き、少し西へ稜線を歩いてみる。
 尾根筋には、可愛い花を付けた「イワカガミ」の群落もあり、このまま歩き続けたい様な稜線でした。
イワカガミ
     写真:イワカガミ

 下りも同じ道を歩き、無事車まで戻る。
 天気にも恵まれ爽やかな一日でした。

 

ブナの森の紅葉を訪ねて

  • 2008.10.30 Thursday
  • 21:49

 山毛欅の紅葉に囲まれた池が在ると聞き、近江と若狭の国境稜線に在る駒ヶ岳に行きました。木地山の焼尾東谷から駒が越の南の稜線に登るコースです。
 沢沿いは植林の為薄暗く湿った所で余り気持ちは良くなかったが、二叉を過ぎると自然林に替わり気持ちの良い山旅となった。
稜線にある池
  写真 : 稜線の池に紅葉の始まった山毛欅が水面に映える。

 名前は判らないが素敵な雰囲気の池を一巡りして、駒ヶ岳まで山毛欅の稜線を小一時間進むと中央分水嶺からほんの少し北に頂上は在りました。
 頂上付近は刈り払われ東の方角だけが見渡せました。
 今度登る予定の三重嶽から武奈ヶ岳の稜線と三十三間山が間近に望まれた。遠く遙かに伊吹山や琵琶湖までも望める展望台でした。
朽木駒ヶ岳

 駒ヶ岳から中央分水嶺を西へ与助谷山、桜谷山を経て木地山峠まで稜線を歩き、峠からは北谷を下り実働6時間で元へ戻ってきました。
 期待した紅葉はもう少しでしたが、静かな山旅を楽しみました。
 再来週は、三重嶽に登ります、きっと紅葉も真っ盛りになっていることでしょうね。

鈴鹿・滝洞谷沢登り

  • 2008.10.14 Tuesday
  • 14:16

 今年最後の沢登りに、鈴鹿山系ナンバーワンの滝洞谷へ行ってきました。
 参加者9名の大所帯で時間内に遡行できるのか少し心配でしたが、結果は上々午後3時過ぎに無事下山出来ました。
 神戸FACの精鋭揃い、ただ一つの心配事は小生の登攀能力。これだけのメンバーなら一人くらい下手でも何とかなるだろうと決行。

滝洞谷の雲水
  写真:難しい涸れ滝が続く

 今までに経験したことのない不思議な沢、と言うより洞窟の様な所です。
 アブミを使ったりゴボウで登ったり体重の重たい小生にはホントに苦労の連続でした。
井戸底のゴルジュ
 上の写真は、この沢でも特別珍しい煙突の様な涸滝、名付けて「井戸底のゴルジュ」ここでも中間部で四苦八苦、根性で突破しましたがまだまだこんなのが幾つ出てくるのか少々不安になる。
迷路ゴryジュ
写真:3段25m迷路のゴルジュを登る雲水

 最後の3段25mの滝も最上部はツルツルのスライダーの様な所、ここもユマーリングで突破。
 時間にして4時間程でゴルジュを抜けることが出来ました。FACの皆んなに感謝。
 最後はジャストで予定のピークに飛び出し、余り薮漕ぎも無くスンナリと下山出来ました。
 本当に変わった沢登りでしたが、メンバーにも十分楽しんで頂けたようでした。
 来年は、大峰の池郷のゴルジュを目指そうと話も纏まり、大いに盛り上がった一日でした。

三度目の正直・比良猪谷

  • 2008.09.29 Monday
  • 11:20

 7月に一度計画したが、生憎の雨で延期、8月も又雨、三度目の正直で9月の最終週末が晴れ予報、やっと念願の比良猪谷の遡行が出来ました。

 昨夜からの冷え込みで気温15度位しかなく肌寒い。いつもの沢装束に加え半袖のウエットシャツまで着込み気合いを入れ8時林道出発。
 15分程で入渓地到着支度を調え遡行開始。
 本日のメンバーは精鋭揃い全て沢筋で行く。ザイルさえ要らないクライマー達だが、私には必要でした。
 全て滝身を登る
 写真:釜にも浸からずヘツリで取り付きシャワーを浴びて登る

 二股手前の第3ゴルジュ出口の滝が悪く荒木師匠にザイルを張って貰う。2ピン目で行き詰まり四苦八苦。腕も脚も日頃からの鍛錬不足でパンプ寸前、見かねてザイルを引き上げてもらい何とか落ちずに登り切れた。さすがに比良で二番目と言うだけあって全てトップで直登するには荷が重かった。
師匠の登り
 写真:何処でもスルスルと登ってしまう荒木師匠

 7名で3つのゴルジュを抜けるのに掛かった時間は1時間20分でした。
 最後のヒジキ滝はこの谷の中で一番落差のある滝で、静かに岩肌に沿って流れる綺麗な滝でした。
ヒジキ滝前にて
photo:ヒジキ滝下段

この時期シャワーで登のは辛い物がある、滝身の左が登れると師匠に指導いただき、夏の暑い時期に登りましょ。
 ということでコメカイ道を地蔵峠経由で横谷へ下りました。

 紅葉もホンの少し始まりました。沢筋の落ち葉を踏んでの沢登りも風情があって良い物ですが、シャワーが堪えた沢登りでした。

PC詳しい記録はここクリック

ウエストンの足跡を訪ねてその3

  • 2008.09.16 Tuesday
  • 14:09

 秋の連休を利用してウエストンの足跡を訪ねる山旅の第3弾、小渋川から南アルプス赤石岳に行ってきました。 グッドHPにもUPしてます
 近年は、静岡県椹島からのコースが大半ですが、ウエストンに拘って伊那側から挑戦しました。
赤石岳山頂にて
  写真:赤石岳山頂にて

 小渋川上流部は、荒川前岳の崩壊壁から大量の土砂が流れ込み、ガレた河原が続き滝もないが、大雨の度流れも変わり登山道がないコースで、案内には二十数度の徒渉があると紹介されている。
小渋川高山滝
  写真:小渋川高山滝

 七釜橋から入渓し高山滝を経て広河原まで2時間半ほど、ここから靴に履き替え福川を辿る。沢には大きな滝は無いが倒木が多い、右股に入り更に詰めると右岸から岩壁を割ってルンゼが合流、ここには百間洞へと書かれた赤いペンキが残っていた。
 この地点から傾斜角40度ほどのガレた斜面を百間洞最低コルへ登り詰めるのだが、ガスで上部は判らず大凡の見当を付け灌木を頼りに薮を攀じて行くが、想ったより時間が掛かり夕暮も近いので諦めビバークを決意。
 40度ほどのガレた斜面に4人が横に座れるだけのスペースなど全くなし。少し大きめの安定した岩を利用したビバーク場所を作り、落ちないように立木にビレーを取りテントのフライを被り長い夜を迎えた。
 予報では、明日は雨でしたが少しパラッと来た程度で夜中は晴れ渡り、中秋の名月の月明かりの中、快適な一夜でした。
赤石岳
  写真:百間平からの赤石岳

 翌日は、明るくなり行動開始。2時間弱の薮漕ぎで稜線に出て、赤い屋根の百間洞の小屋が眼下に見え無事登り切った。小屋まで降り食事を摂る。予定が遅れたため今日の行程を赤石岳を越え、荒川小屋までに変更。
 小屋から一般登山道を快適に歩き赤石岳へ。
荒川三山
 写真:大聖寺平から荒川三山

 大勢の登山者に混じり三千mの稜線漫歩、大聖寺平を経て荒川小屋で幕営。
 最終日は、ウエストンの登った広河原から大聖寺平コースを降る。標高差千二百メートルを一気に降り脚が痛くなる頃広河原小屋に到着、沢靴に履き替え小渋川を降り湯折ゲートに無事下山することができました。

小渋の湯赤石荘展望露天風呂温泉で疲れを癒し、渋滞の中午後八時前稲美町へ帰着。
予想以上にハードな山行でしたが、達成感のある良い山旅でした。桜

白峰三山縦走

  • 2008.08.06 Wednesday
  • 12:16

 毎年恒例の夏合宿。今回は、南アルプス北部の北岳・間の岳・農鳥岳を巡る山旅です。
 日本第2位の標高を誇る北岳のバットレスを間近に見る大樺沢から八本歯のコルを経て頂きに登り、南へ三千メートルの稜線を辿るルートです。
 六十歳までには登っておきたかったバットレス第4尾根、偵察を兼ねてじっくり見てきました。
第4尾根

 初日はC沢出合まで登り取り付くルートを少しだけ辿ったが、ガスで全体を見ることが出来なかった。
 翌日は快晴。バットレス沢を詰めBガリー大滝からのルートより、D沢からのルートのほうが良いように感じた。
 何れのルートにせよ、取り付きまでは体力が勝負のようだ。
 取り付きテラスの標高は、八本歯のコルの展望所と同高度、相当な体力が要るようだ。

間の岳

コルからは一気に展望が開け、これから辿るルートが一望。
なかなかきつい登りが続くが健脚の仲間に必死でついて行き、無事登頂を果たせた。

富士山

北アルプスから中央アルプスはもとより、360度の大パノラマを堪能できました。
 間の岳から三峯岳を経由して熊ノ平で2泊目。
 翌日は、三国平から大井川の源流部をトラバースし、農鳥小屋。
 西農鳥岳・農鳥岳に登り大門沢を降りました。
 最終日は、富士山を正面に見る大門沢のテン場から奈良田へ下山。
 バスを乗り継いで戸台まで。仙流荘で汗を流し帰ってきました。

 ザックの重量を極力減らしましたが、標高差千メートルの登りはさすがに堪えました。

天女花の八経が岳

  • 2008.07.02 Wednesday
  • 13:52

 梅雨の晴れ間を狙って、大峰山系の八経が岳と弥山との鞍部付近に自生する珍しい特別保護植物のオオヤマレンゲを見に行きました。
 例年なら沢山咲いているはずだったが、まだ蕾が多く満開では無かった。
 登山道脇に僅かに3〜4輪の花が咲いていて、その純白の清楚な花を見つけた。
オオヤマレンゲ
  写真:僅かばかり咲いていたオオヤマレンゲ

 行者還トンネンル西口から奥駈道出合まで小一時間の急登、汗びっしょりになる。
 尾根道は、古来からの修験の道奥駈。緑のトンネルの中を気持ちよく歩く。聖宝の宿跡からは弥山頂上まで一時間の急登。
 いつ来てもなかなか見られない八経が岳の姿が今日はハッキリと見えた。
八経が岳
    写真:シラベやトウヒの縞枯れが美しい八経が岳

 帰りは、トンネル西口から奥駈道を一ノ垰まで歩きしなの木分岐からトンネンル西口へ降った。
 この道は、弥山に登るルートから外れているのか昔からの雰囲気が残る素晴らしい道でした。

同行の記録は、こちらをクリック

梅雨の合間を縫っての山旅

  • 2008.06.26 Thursday
  • 20:26

 美濃の大日が岳山行が悪天候のため延期し、代わりに比較的雨に遭わないと予想される近畿北部の若狭と丹波の国境稜線にある八が峯に行ってきました。
 予想どうり雨にも遭わず静かな山旅を楽しんできました。
 鯖街道と呼ばれている若狭と京都を結ぶ古道は幾つも有るが、今回は美山町の知井から名田庄の堂本への峠道「知井坂」を辿って八が峯に登りました。石山本願寺の蓮如も越えたと謂われている峠道です。
 茅葺きの郷で名高い美山町北地区を通り、知井谷沿いの林道を最後まで詰めると舗装道の行き止まりが知井坂の登山口です。
 空き地に路駐し、雨具を付けて登りました。
 昔からの峠道らしく葛籠折れの登りやすい道でした。植林地帯を過ぎると自然林の中を進む。清水の湧く広場で一休み、身も心も洗われる。
 峠からはなだらかな国境稜線を東に登るとヒョッコリと八が峯に到着。

若丹稜線八が峯山頂にて
   八が峯山頂にて(残念ながら視界はなし)

 天気が良ければ、八つの国が望めるとのことだが、ガスの中で何も見えなかった。
 軽い食事をし来た道を戻る。美山町のばら温泉で汗を流し夕方6時に帰った来ました。
 たまにはこんな山旅を良いですね。

新緑の山旅

  • 2008.06.11 Wednesday
  • 11:00

 定年後の仕事が週4日になり、週末と木曜日が休みとなったので、この休みを利用しての山行を計画した。
 前夜から現地に入ると早朝より行動が出来るので、かなり遠いところへも行くことが出来る。
 天気が少し悪いので、雨でも楽しめる所といえば、湿原に咲く花を見る飛騨山中の天生湿原。ここは、泉鏡花の「高野聖」の舞台となった国道360号の天生峠からすぐ近くにある。
 しかも、その南には白山や乗鞍岳から穂高連峰を望む展望台の籾糠山が在り、一石二鳥の山旅を計画した。

籾糠山から見た新緑の山々
        籾糠山から望む新緑の飛騨の山々

 噂に違わず素晴らしい景色と様々な花々に囲まれ、静かな森に癒された山行でした。帰りには世界文化遺産の白川郷集落も散策。
 満足な山行でした。 

同行の仲間の記録は、こちら

ぶらり山旅

  • 2008.05.21 Wednesday
  • 16:09

 仕事が一段落したので、振替え休日を利用して近くの山へ行きました。
 前日は、生憎の天気でしたが明日は晴れるとの予報で今日に決めた。
 以前から鐘が坂トンネル氷上側付近から稜線を望むと、岩の上に橋を架けたような姿をしている一寸不思議な光景を身近で見てみたいと思っていたが、氷上側から登る遊歩道が整備されたと知ったので、ここに決めた。
 鐘が坂峠は、古来から京都と山陰を結ぶ道で、物資を運ぶには難所で知られていた。明治時代になって、トンネルが掘られた。時代が進み昭和の時代には車が通れる立派なトンネルが掘られた。私も神戸から日本海へ行く時何回も通ったのであるが、その時からこの架け橋が気になっていた。
 さらに時代は平成になり、新しく平成のトンネルが完成し、曲がりくねった道路が一本道のようになり、誰も気付かずに通り過ぎるだけとなった。
 昭和のトンネルの下には、公園が出来ており、ここから旧道を辿る遊歩道が造られたようです。
 案内板が要所要所にあり迷うようなことはない。公園から45分ほど。

鐘が坂峠の鬼の架け橋
      鬼の架け橋

 思ったより小さいが、覗くと眼下には国道が見える。

鬼の架け橋から覗く丹波の街

 近くの一番大きな岩に登れば丹波の山々が見渡せる。
 丹波側へ回り込んでみると、大きくハングした岩である。手がかりも多く誰かが登ったのでしょう、頂上にはRCCボルト2本とリングボルト1本が打ち込まれている。
 ここから北へ少し登ると「金山城趾」に着く。戦国時代織田信長の旗頭明智光秀が築城したと説明板にある。
 なるほど、西側は氷上の黒い城、東側は篠山の八上城が見渡せる。
 古来から交通の要所として位置する場所に山城を築いたようで、戦略上重要な峠であったようだ。
 さらに尾根を北上すると、鐘が坂峠に降り立つ。
 古来から往還する人々が辿ったであろう峠道は、掘り込まれた道であったが、明治以降は利用する人も少なくなり、何時しか消えていく運命なのか。
 現在は、杉の植林で一年中薄暗いが、林業の作業道として今も使われて居るのだろうか?
 暫く降ると明治時代の道に出る。300m戻ると最初に作られた明治の隧道まで立派な遊歩道が続いている。残念ながらこの隧道は鍵が掛けられ通り抜けることは出来ないが、赤い煉瓦は健在であった。
 道沿いに沢山のお茶の木が自生?している。「夏も近づく八十八夜」茶摘みが出来るくらいありましたよ。
 峠道には、長い歴史が刻まれており、古来の旅人に思いを馳せる一日となりました。2時間弱の短い山旅でしたが、少しは訓練になったでしょうか。

見つけましたよ

  • 2008.04.22 Tuesday
  • 20:17

 最近ネットの世界では流行のUチュウブを覗いていて、試しに「岩登り」で検索したら面白い映像が見つかりましたのでUPします。
 近畿の山屋さんにはお馴染みの「雪彦山」です。
 全国の山をシリーズで投稿されているようです。



 最近は、デジカメで動画も撮れるので、良い動画が撮せたらUPしてみようかななんて考えてます。

七種薬師西尾根

  • 2007.12.11 Tuesday
  • 13:12

 土曜日の一日、久しぶりで藪山縦走に行ってきました。
以前は人が余り行かない静かな藪尾根でしたが、いつの間にやら道標やテープがこれでもかと付けてありました。
 七種薬師の西の十字峰から南へ岩尾根が在ります、鎌尾根と名付けて在ったと思うが、いつの間にか「地獄鎌尾根」とか呼ばれているようです。
 牛舎の奥のダム堤には案内板が在りました。勿論そんなルートはパスしてダム上流から尾根に取りつき藪こぎで稜線にあがりました。
 以前から気になっていた西側の尾根上に岩場が在ります、今日はその尾根を降って元に戻る予定です。
七種薬師西尾根の岩
    西の尾根上の岩場

 十字峰にも案内板があり、尾根に名前まで付けてありました。七種薬師西尾根と言うのだそうです。
 展望も良く踏み跡も確り付いていて期待はづれの藪こぎでしたが、目的の岩場はほぼ5mの垂直の岩壁でした。細引きしか持って行かなかったので懸垂で降りることが出来ず東側を巻いて降りました。
地元の方が石仏を安置してあり、西側から参道もあるようです。
七種薬師西尾根の岩で

    岩場の下で

 最後まで稜線を下り戻りましたが、鉄塔からの巡視路は茨の藪で全身ひっつき虫でハリネズミ状態でしたが、楽しい一日でした。

若狭三十三間山から轆轤山

  • 2007.11.04 Sunday
  • 19:26

 秋の連休を利用して若狭の三十三間山へ行ってきました。
 紅葉したブナ林を堪能しようと朝早く稲美町を出発、篠山市から京丹波を抜け若狭の名田庄から倉見の登山口へ到着。
 今日は地元の山岳会「小浜山の会」主催の市民登山大会が開催され参加者の車で駐車場は満車状態、空きを見つけ何とか停めることが出来た。早速支度をして登山大会の団体を避け先に出発する。
 沢沿いの林道をしばらく登ると大きな案内板がある三十三間山登山口。沢沿いの道は杉林の中で薄暗い。最後の水場を過ぎると斜面を登り尾根に出る。登るに従い自然林に変わり紅葉もちらほら見られるようになるとススキの稜線に出た。
 尾根上からは一気に展望が開け日本海から三方五湖、遙か彼方には若狭富士と呼ばれている青葉山まで見えた。南側は天増川を隔て中央分水嶺の武奈ヶ岳から三重嶽へと続く。色づき始めたブナ林が美しい稜線が広がる。
 三十三間山まではカヤトの展望が開けた尾根を僅かで到着、三等三角点の山だが広葉樹の林の中展望はない。
 轆轤山までは草原状の尾根、風が強いのか背の高い木は無い。
 頂上一帯は広々として展望も良い、風を避け風下側斜面でお湯を沸かし暖かいスープで昼食。
轆轤山からの展望

 下りは快適に飛ばしすぎて県境稜線を降っているのに気づき、カヤトの分岐点まで登り返す。
キノコ
 県境稜線を間違って降っていたとき偶然見つけたキノコ

 分岐点でコンパスを出さずにテープを頼ったのが間違いでした。
 改めてコンパスで角度を調整し広い斜面を暫く降ると目的の尾根に乗ることが出来た。コルから林道へ出るところは足許の悪い斜面を立木に捕まりながら無事に降りることが出来ました。
 単調な林道を下り国道27号線を倉見の登山口まで歩き山行終了。
 小浜山の会の役員さんに、下山コースは間違いやすいことをアドバイスして頂きながら間違ってしまいました。反省。

 稜線から眺めたブナの綺麗な三重嶽と武奈ヶ岳、次回登に行きましょう。

 同行者の記録はこちらです。

鯖街道を歩く(中央分水嶺・高島トレール)

  • 2007.10.12 Friday
  • 00:14

 週末の二連休を利用して若狭と近江との国境稜線を歩いてきました。
 日本海と太平洋の分水嶺となっている江若国境稜線(高島トレール)の内、木地山峠から百里が岳を越え根来坂峠までの山旅でした。
 前夜名田庄村の道の駅で仮眠、毎年3月2日のお水送りで名高い「鵜の瀬」のさらに奥の上根来からスタート、小浜から京都へ海産物を運んだ鯖街道を木地山峠まで登りました。
 峠からは気持ちの良いよく踏まれた稜線を辿り931mの百里が岳を目指す。朝早く出発したので誰にも会わず静かな山歩きが出来ました。
 百里が岳からさらに稜線を辿り同じ鯖街道の峠「根来坂」を元の上根来へ下りました。
 昔から多くの旅人や商人が辿った道は歩きやすく紅葉にはまだ少し早かったが、ブナや楓などの広葉樹の林はあくまで優しく癒されました。
 紅葉の稜線歩き、次はブナの多い駒ヶ岳や三重岳へも行ってみましょう。

鯖街道
    写真:上根来の鯖街道で

同行者の記録は、こちらをクリック

草紅葉が色づく秋の赤木沢

  • 2007.09.18 Tuesday
  • 11:16

 秋の連休を利用して恒例の黒部奥の廊下と秋麗の赤木沢へ行きました。
 秋雨前線の影響で好天は望み薄、とりあえず現地まで行ってから考えましょうと14日晩から出発。
 今回初の赤木沢となるT中さん、大怪我からの復帰後初山行のS田さんも一緒です。
 初日は快晴、太郎平までノンビリと4時間で登り切る。
 S田さんは、高御位山でのリハビリを一所懸命に頑張り2年ぶりの山行でしたが見事登り切り大健闘、人間一念発起やれば出来るの見本、頭が下がります。
 二日目もまずまずの天気、黒部奥の廊下を通り赤木沢出会から大滝を目指す。
近年ご承知の如く観光沢と化した赤木沢、本日も大勢のパーティで賑やかです。ガイドに連れられた中高年、老若男女入り交じり沢装備や服装までが華やかです。
 数日前に大雨が降ったようで、此までに無い水量に迫力満点。

秋の赤木沢遡行
        写真:迫力にある赤木沢を行く

 大滝から降る頃には雨が降り始める。
 帰りは薬師沢を第1徒渉点まで詰めあがる。
 機会が在れば第1徒渉点から左又を詰めて太郎平に出るコースも辿ってみようと思っています。

芦生の森・三国岳から経が岳へ

  • 2007.09.13 Thursday
  • 11:09

 京都府の北東に位置し「ブナの原生林」で知られる京都大学芦生演習林、最近は入山者が多くなり、貴重な自然をオーバーユースによる破壊から防ごうと入山規制が掛かりました。貴重なブナの森を守るためには是非とも必要なことだと思います。
 その芦生の森の東に位置する三国岳(さんごくだけ)と南に続く稜線を経が岳まで辿る山旅に行ってきました。
 芦生の森には、「三国」と名のついた山が二座あります。その一つに三国峠(みくにとうげ)と呼ばれている山が、福井県と滋賀県と京都府の境にあります。
 この三国峠の南に在る「三国岳」と呼ばれている山と区別するために「さんごくだけ」と地元では呼ばれているようです。その三国とは、丹波・山城・近江の国です。
 しかし、三国岳の三角点は、京都府と滋賀県境を西側へ5分ほどの頂にあります。
 国か県の境では無いのに何故?三国岳と呼ばれているのでしょうか。因みに京都府では皆子山・峰床山に次いで三番目に高い山です。

芦生・三国(サンゴク)岳頂上
 写真:三国岳頂上にて

 府県境を南に辿る道は、滋賀県側は杉の植林、京都府側は自然林、展望は樹林帯の中で木々を透かしてしか見ることは出来ないが、テープも沢山あり迷うところではない。
 最後の急坂を登りきると樹齢数十年の杉林の中にひっそりと在る。朽ちた杉の根元に石を積み重ねこの中に経文を納めたのだろうか?
 
経が岳
 写真:経が岳の経塚?

 府県境をさらに南下しイチゴ谷山まで辿れるが、下山場所が車を止めている古屋から更に下流域の平良に出るため、車の回収に時間が掛かる。
 今回は諦め、桑原橋への分岐まで戻り良く踏まれた「さば街道」を降った。
 分岐の直ぐ下の窪みには「峠の茶屋」が在ったそうで、往還の旅人達も利用したことでしょう。時代を経ていつしか辿る人も途絶え自然に帰ったようだ。
 昔の街道だった道は大変歩きやすく、自然林の中を楽しく降れた。
 出発した前夜は大雨で、軒下を拝借し幕営。朝から雨だったら中止しようかと考えたが、翌朝回復傾向と判断し決行、結果は快晴に恵まれ楽しい山行になりました。自然林の中を歩き心地よい風に吹かれながらの山旅でした。



黒部上の廊下・奥の廊下完全遡行

  • 2007.08.21 Tuesday
  • 16:36

 沢屋憧れの黒部上の廊下を遡行し、黒部源流と言われている岩苔乗越しまで3泊4日で行ってきました。
 天候にも恵まれ水量にも助けられ無事遡行が出来ました。
上の廊下中最大の核心部「口元のタル沢出会いゴルジュ」も高巻きせず突破出来ました。
 水量が少ないとはいえさすがに黒部、泳ぎと徒渉の繰り返しと厳しいヘツリ、期待にそぐわず素晴らしい沢でした。
下の黒ビンガ
  写真:上の黒ビンガを突破しほっとするメンバー

立石奇岩
  写真:立石奇岩をバックに


 源流域は流れも穏やかで残雪を踏んでの楽しい沢登り、お花畑も色とりどりの花々に天井の楽園を彷彿させる素晴らしいところでした。

 追伸:HPにUPしました。ここをクリック
 

花の山・朝日岳から蓮華温泉へ

  • 2007.08.05 Sunday
  • 17:44

 山の会の夏合宿で北アルプス最北部蓮華温泉から白馬大池に登り、翌日早朝小蓮華岳を越え三国境から北へ稜線を縦走、鉢ヶ岳をトラバースし雪倉岳へ登り赤男山を巻き水平道分岐から朝日平にある朝日小屋まで歩いた。
 水平道とは名ばかり、ガスで視界のない中、何度も小さな上り下りを繰り返しダラダラと歩かなければならないコースでした。
 最後に沢を渡る水場を過ぎるとホンの僅かで朝日小屋の在る朝日平に着いた。時間にして8時間ほどでしたが稜線はお花畑が至る所に点在し花の山を実感できました。

朝日小屋前

 白馬大池のテン場では、強烈な雨と風のためテントに閉じこめられたが、朝日平では、薄日も差す天気で穏やかでした。
 ツエルトでの泊まりは風が強いと悲惨な目に遭うが、この日は風も弱く割合快適なツエルトでした。
 最終日は、高曇りの天気でしたが、かえって涼しく歩けました。
雨の

 長い五輪尾根の下りも、お花畑に囲まれた中を降り、晴天であったらさぞかし素晴らしい景色が望めたであろうが、残念ながら最後までガスの中でした。
 白高地沢の徒渉点にも仮設の橋が架けてあるが、パイプを組み合わせたスリルのある橋を渡る。
 瀬戸川には、立派な橋が架けてあった。
 蓮華の森キャンプ場では参加者全員で合宿打ち上げを盛大に開き、大いに盛り上がった。

露天風呂

 勿論、蓮華温泉の露天風呂にも小雨の中であったがゆったりと浸かれました。
 下山後は天気も回復、梅雨明け十日が当てにならなかった山行でした。

 詳しい記録は:こちら

大峰南奥駈修験の道

  • 2007.07.24 Tuesday
  • 23:03

 梅雨の晴れ間を狙って前回雨天中止の大峰南奥駈に行ってきました。
 前日21時に出発し十津川道の駅で仮眠、翌朝芦廼瀬川を渡り上葛川まで移動。
 梅雨明けの予感がする蒸し暑い中郵便古道から笠捨山を目指しました。
 上葛川に沿って徐々に高度が上がる山腹に付けられた道でした。何度も沢を渡るので水の苦労は無いがヤマビルが多く足許に注意が必要だった。
 葛川辻からは尾根どおしに笠捨山に至る。頂上には立派な道祖神と数多くの山名板、北側が切り開いてあり釈迦岳方面が一望のはずでしたが、ガスが多く頂上付近はガスで覆われていた。
 奥駈の中では割合厳しい槍ヶ岳・地蔵岳の行場があり、単調な尾根歩きに変化があって面白かった。7時間ほどの山旅であったが最後に降った沢でヤマビルに足を食われてしまった。平日の山行で誰にも会わず静かな山旅でした。
笠捨山登山口上葛川にて   上葛川バス停にての雲水

詳しい山行報告は:http://outdoor.geocities.jp/inamiyamanokai/kasasute.html


東大山振子沢からユートピア

  • 2007.07.08 Sunday
  • 21:13

夏合宿の訓練山行で、伯耆大山へ行ってきました。
天気が晴れ予想に変わり、それならと宝珠尾根からを変更して文殊堂から鳥越峠を経て駒鳥小屋へ降り振子沢からユートピアへ辿る。
晴天にも恵まれ快調に振子沢を登る。至る所に山菜がビッシリ。
振り子沢上部
 最後の詰めの斜面を這い登りお花畑の歓迎を受ける。去年はクガイソウの紫の花が一面咲いていたが、開花には少し早く残念でした。替わってギボウシやシモツケ草がいっぱい、大山クワガタも見ることが出来た。
稜線
 三鈷峰にも足を伸ばす。ここからの北壁の眺めは迫力がある。
大山北壁
 フィナーレは砂走り。一気に駆け下り4時下山。最後まで雨に遭わず7時間30分の山旅でした。

詳しい記録は:http:outdoor.geocities.jp/inamiyamanokai/furiko.html

ナメの綺麗な飛騨高山高原川支流沢上谷

  • 2007.06.26 Tuesday
  • 23:31

 梅雨の時期にも拘わらず沢上谷の沢登りに行ってきました。
「岳人」にも沢特集が組まれ、その中にナメの綺麗な沢と紹介されており人気の沢です。事実10人程のパーティが一緒でした。
沢上谷蓑谷大滝上流のナメ

 去年の秋、紅葉を楽しみに来たとき沢山の岩魚を見かけたので、今回はテンカラも持ち込んでの沢登りでした。残念ながら私には沢が狭くフライを振ることが出来ずガイド役に専念しました。一典さん以外はみんな初めて、噂の沢と聞いての参加です。
 梅雨の真っ直中水量が多く迫力満点の沢登りでした。
 五郎七郎滝の水紋が一段と綺麗に岩肌を滑り落ちていました。クライミングの上手い仲間は果敢にスラブ登りに挑戦、最年少の秀樹さんだけが登り切る。
五郎七郎滝を登る
 
 蓑谷大滝に着く頃から雨脚が強くなり最後まで止むことはなかった。
 水量の多いナメに足を取られ流される一幕も有りましたが、全員楽しく遡行が出来満足して頂きました。
 

新緑の扇の山ハイク

  • 2007.05.14 Monday
  • 17:08

 新緑を求めて兵庫県最北の扇の山へ春山合宿の疲れを癒しにいなみ山の会のメンバー15人で登ってきました。
 天気予報は余り良い天気ではなかったが回復し素晴らしい青空にも恵まれ、新緑のブナ林を堪能しました。芽吹き始めたブナの新緑と、登山道に咲くエンレイソウ・サンカヨウ・タムシバなど咲いていました。
扇の山
  頂上避難小屋前で

春夏秋冬いずれの季節も素晴らしいブナの自然林を堪能した一日でした。

ボッカトレ

  • 2007.04.22 Sunday
  • 14:57

 ゴールデンウイークに後立山連峰の縦走の予定があるので、ボッカ訓練を行おうと西脇の三角点山へ出かけたが、道中に生憎雨が降り出したので南部の古法華へ戻る途中、小野市河合町付近で新緑が美しい丘陵を望みながら車を走らせていると、吉野ヶ里遺跡の望楼の様な物が見えた。
 相変わらず雨も止みそうにないのでUターンして「夢の森公園」と書かれた案内に従い丘に登ると新しく整備された様な展望台付きの公園が在った。
 駐車場に車を止め、小雨の降る中カッパを着て散策することにした。
夢の森展望台
 芽吹き始めた広葉樹が新緑の葉を一斉に拡げ始め、雨に洗われ更に鮮やか。秋の紅葉も素晴らしいが、春先の芽吹きのほうが若さに満ちあふれた息吹を感じることが出来る。長い冬の厳しい寒さに耐えた新芽達が待ちに待った春に全エネルギーを爆発させているようで、清々しい華やぎが大好きです。
 この丘は、中世は山城として古代は環濠集落として人間の営みの歴史が刻まれている。丘の突端には魏志倭人伝にある望楼を模して見晴台が建ててあるが残念ながらその上に登ることは出来ない。!
望楼
 東に向いた展望は加古川を中心に小野市域が一望出来る。辺りには遊歩道も整備され子供連れにも楽しめるようである。ボッカの訓練にはほど遠いが公園内を歩き廻った。雨具を着ているので少し汗をかいたが息が上がることはなかった。
 加古川に沿って帰る途中西洋カラシナが一面に咲き競い新緑と相まって一段と綺麗な風景に出合いカメラ写真に納めた。
西洋カラシナ
 ボッカ訓練にならなかったが、春の息吹を一杯感じた散歩でした。ジョギング

若丹稜線を行く

  • 2007.04.14 Saturday
  • 07:37

三国山(岳)と呼ばれている山は全国で幾つあるのだろうか?
 今回はその中の一つ若狹・丹波・近江の国境、三国峠と呼ばれている丹波高原の山に平日を利用して前夜発で行ってきました。
 今年の冬は極端に雪が少なく、芦生の里も春の訪れを感じます。
 朽木梅の木から針畑川沿いに車を走らせていると、ヘッドライトに驚いたのか二度ニホンカモシカが前方を横切る。
 日付が変わる頃芦生の「山帰来」前の広場にテントを張り仮眠。星空が綺麗。


 朝食を済ませ6時前に出発、若走路谷出合付近の広場に駐車し、二輪草の鮮やかな若葉に出迎えられ、爽やかに沢を詰め近若国境稜線のクチクボ峠に到着。若狹の山々が朝日を浴びて輝いていた。
 葉を落とした広葉樹の林床は芽吹きには少し早く、落ち葉を踏んでの稜線漫歩、気持ちよく三国峠に到着。


 三国峠と呼ばれているが山頂です。芦生の山域には峠と呼ばれている山が他にも幾つかあります。頂上は国境稜線から少し外れた丹波側に位置しています。
 ここから近若国境稜線に別れを告げ、若丹国境稜線を杉尾峠まで辿ります。
 小さいながら沢山のピークが連なる。しっかりした踏跡の稜線から芽吹き間近の若狹の山々を望みながら大きく降ると野田畑峠に出る。


 細くなった稜線上は岩団扇や小岩鏡の群落が多く見られた。開花にはまだ少し早く花芽だったが、一斉に咲いた頃ならさぞ素晴らしいだろう。
 稜線が南へ方向を変える分岐点にザックを置いて永谷山(シンコボ)往復。


 この山域で一番高い所を地形図で探し稜線を離れ尾根を辿る。ここが一番と思えるところまで来たがその先にまだ少し高い所があり更に尾根を辿る。高度計を確認すると830mを少し超えている、付近には芦生杉の大木もあり熊が利用しそうな大きい室もあった。 これから先の稜線は迷いやすい地形が3カ所あり慎重に進む。稜線を漠然と歩いていると必ず間違える地形、葉の茂った季節であれば難しさは言うまでもないだろう。
 間違えることなく無事杉尾峠に到着、時間も計画どうり。


 由良川源流から上谷を降り長治谷作業所で休憩、枕谷から地蔵峠を越え林道を戻る。
 一日快晴に恵まれ早春の山旅を存分に楽しめた山行でした。
 
 今後もこの山域の国境稜線を繋いだ山旅を計画し、敦賀から西へ辿ってみたいと思っています。
 さて次は、百里が岳付近に行きましょう。
 

御津アルプスから天下台へ

  • 2007.03.11 Sunday
  • 20:43

 春の陽気に誘われて、瀬戸内の風景を楽しめる御津町の御津アルプスに行ってきました。
 梅林で有名な綾部山のすぐ隣岩見港の峠から西へ登り始め、最高峰雄鷹台山から北へ天下台山を目指しました。

 登り始めて暫くの展望岩があり、瀬戸内から岩見港が陽光に輝き素晴らしい景色が待っていました。
 尾根からは、東に目をやれば明石海峡大橋、南には大鳴門大橋が望めました。
 天下台山への縦走路で瀬戸大橋が見えるはずであったが、残念ながら見逃したようです。
 風が強かったが、天下台山では、360度のパノラマを堪能しました。
 低山ですが、アップダウンが多く結構疲れました。
トンビ岩にて
     トンビ岩に勢揃いしたいなみ山の会の仲間達

帰りに、たつの市の温泉(300円)で汗を流し5時過ぎに稲美町へ戻れました。
 なかなか良い縦走が楽しめる御津アルプスでした。


初冬の扇の山ハイキング

  • 2006.11.26 Sunday
  • 09:59

 昨年同じ時期に計画した扇の山に行ってきました。
 昨年は大雪に見舞われ沢沿いのルートを変更し尾根どうしで登りましたが、今年は快晴にも恵まれ予定どおり、霧が滝の上流部を辿り、畑が平の中国自然歩道を通り頂上へ登りました。
 畑が平では倒木に沢山のキノコを見つけ少しだけお裾分けを頂き、山裾の紅葉と、稜線の落葉した山毛欅の林の佇まいが晴天に映え素晴らしいハイキングでした。
オオズッコの山毛欅
  写真  大ズッコのブナ林

 小ズッコの避難小屋から、元々の下山ルートの尾根を降り上山高原に向かいましたが、微かな踏み跡を伝う藪漕ぎになりました。
 尾根が複雑に折れ曲がり、忠実に辿るのが難しく最期は一つ手前のコルから林道に降りてしまいました。残念!!。
 扇の山山麓は素晴らしいブナ林が多く残る所です。
 春の芽吹き、秋の紅葉、残雪のブナ林とシーズンを通して楽しめます。春にはスキーを担いで初春の扇の山も登ってみましょう。

生野のトンガリ山

  • 2006.11.16 Thursday
  • 22:10

 一日休みを取って久しぶりに藪山へ行きました。
 納山会山行の下見を兼ねて生野菖蒲沢奥のトンガリ山から段が峰へ縦走です。
 たじまハイキングや岳人でも紹介され最近よく登られている山です。
 案内とおり林道終点から沢沿いに行く。やたらとテープが目に付く。
 これでもか!これでもか!とテープが付けてある。色もとりどり賑やかなこと。
 何故こんなに必要なのか?疑問に感じる。
 営林署跡を経て尾根の取付まで1mおきにご親切にテープ・テープ・テープ。

 加古川のやまあそさんのHPに出ていたルートへ尚も沢沿いに行く。ここからはテープも無く静かな山歩きを楽しみ知らぬ間に源流部まで。コルから13分でトンガリ山山頂に到着。三角点からは東側が見晴らせる。
 段が峰へ向けて尾根を忠実に辿るが台風の影響か風倒木が尾根を遮り越えるのに苦労しながらいつの間にか笹原が拡がる尾根に上がる。尾根上の雑木や馬酔木の薮を避けながら笹原を掻き分け静かな尾根歩きが出来た。
 尾根の西側を最期まで辿ると、笠杉山から段が峰に続く尾根にでて少し登ると段が峰頂上。ハイカーが2名休んでいた。
 ここからはハイキング道を歩きフトウが峰を経て達磨が峰への稜線の最低鞍部へ降り、鹿除けの柵を越え尾根を横切り駐車場まで降った。
フトウが峰から見たトンガリ山からの稜線
 写真 フトウが峰から見たトンガリ山から段が峰への稜線

 時間にして4時間ほどの山旅でしたが、平日でもハイカー3組に出合ったのには意外だった。
 山上に風力発電の調査のためか大きなアンテナが建っていたが、イヌワシの生息地は避けてほしいものだ。
 

小川山クライミングと金峰山

  • 2006.11.14 Tuesday
  • 21:57

 11月の連休を利用してフリークライミングのメッカ、小川山へ神戸FACの仲間と行ってきました。
 関西から少し遠いが、オートキャンプ場も有り、唐松の紅葉が綺麗でした。
 着いた日は金峰山へハイキング。昨夜からの冷え込みで山頂付近は真っ白に雪化粧。頂上からの展望は残念ながら富士山は見えなかった。
金峰山にて

 明日も瑞牆山に登るいなみ山の会の仲間を送りがてら大日岩まで縦走し、小川山への稜線を鞍部まで辿り廻り目平へ戻る。大日岩からの下山ルートは点線ルート、一寸スリリングな薮のルートを行く。沢沿いの杣道も気持ちの良いルートでした。
 翌日は、スラブ状岩壁とリバーサイドで一日フリークライミング。私の実力では5.8でも難しく指先がボロボロになる位頑張りました。

廻り目平キャンプ場
 最期の日も、水晶スラブで正午過ぎまでクライミングを楽しみ、八ヶ岳山麓で美味しいソフトクリームを食べ、無事帰着。

 いつかは5.10を登れるよう平荘湖でトレーニングに励みます。

妹岩とマラ岩
 写真は、唐松の紅葉と小川山岩峰群です。 

紅葉の沢上谷

  • 2006.11.06 Monday
  • 16:19

 麗な滑滝の奥飛騨沢上谷へ紅葉を求めて行きました。
秋も一段と深まり、広葉樹の多い沢は、色づいた紅葉と谷を彩る落ち葉で一杯でした。
五郎七郎滝
 五郎七郎滝の水の織りなす模様は当に絵のようだ。
 水温も冷たさはなくヒタヒタと沢を遡行し、この谷一番の大滝「蓑谷大滝」に到着。
 白い布を垂らしたような姿の滝で、音もなく落ちてくる水も又面白い。
蓑谷大滝
 これ以外に、岩洞滝と併せて3つの滝が懸かる沢です。
 快晴にも恵まれ、優雅な一日を楽しめました。

鳥取県若桜の皆込谷沢登り

  • 2006.09.16 Saturday
  • 21:32

大台の堂倉谷へ沢登りに行く予定であったが、秋雨前線が停滞しオマケに台風まで近づく予報。大台を中止し、北部なら雨の影響も少ないので日帰りで鳥取県若桜に在る皆込谷へ急遽行くことに話が纏まり3名で決行しました。
 出発間際から雨が落ちてきたが兎に角出発。雨の29号線を北上、戸倉峠を越え若桜に入ると雨も上がり林道終点に駐車、支度を調え出発。
 沢は暗く水量も多いようだ。二俣を過ぎると滝らしい滝が出てきた。
皆込谷
 滝は全て直登。ちょっぴりシャワーを浴びながら薄暗い中を遡上。最期のゴルジュ手前の滝は後一歩というところで登れず巻く。A木さんは釣り竿片手にあっという間に登る。何でやねん?
 ゴルジュの前でお湯を沸かしコーヒータイム。ここまで来たが、見上げるゴルジュはツルツルで取り付けない。雨もショボショボ降っているので諦める。
皆込谷ゴルジュ
 後は一目散に駆け降り、夕方帰ってきた。
 噂のゴルジュは本当に凄かった。完全遡行した人は居るのだろうか?

久々の弥山川

  • 2006.09.11 Monday
  • 13:39

 学生時代の昭和42年頃3度ほど訪れた大峰弥山川の双門の大滝を久々に訪れた。
世界遺産に登録された大峰奥駈けの影響か避難小屋も新しくなり、岩壁に掛かっているハシゴも頑丈な鉄製に掛け替えられいた。
 入山口の熊渡から林道が延伸されアプローチは楽になったが、弥山川は以前の記憶以上に難しく感じられた。
勿論入山口には通行止めと書いてあり一般のハイカーでは遡行は難しいだろう。
 天候が少し心配でしたが、時々ぱらっと来る程度でかえって涼しかった。
何カ所かハシゴが落ち高巻きする事もあるが、要所要所にはテープがあり間違うことはない。前日まで雨が降っていたようで水量は一寸多め。登山靴の同行者は度重なる渡渉に苦心の様子。
 今回新しいアプローチシュウズを使った。ソールがステルスの5.10ガイドテニー。思った以上に濡れた岩でも滑らずフェルトの渓流靴と大差がないように感じられた。当然沢用と違い水の中をジャブジャブと言うわけにはいかないが、草付きも沢靴より上。軽くて快適であった。雪以外ならこれで十分です。
 狼平の避難小屋で一夜を明かし、弥山川を源流まで詰め八経が岳と弥山との鞍部に出てほんの少しで八経が岳を踏み弥山まで戻る。大きくなった弥山小屋には驚いたがほんの少しだけ大峰北部が望めた。
 降りは、カナビキ尾根を降り、車に戻る。
大きく時代を経た記憶は全く当てにならないが、改めて久しぶりに良い山行でした。
山行報告は、HPにUPしました。
又門の大滝

2006年夏合宿

  • 2006.08.09 Wednesday
  • 15:21

2006夏合宿
 2006年の夏合宿を、黒部源流を巡る山旅と銘打って、折立から黒部薬師沢小屋経由で高天原の秘湯へ大東新道を辿った。
途中でアクシデント発生雷、大東新道を何とかサポートし高天原山荘へ到着。
2006夏高天原
 予定を変更し折立に戻ることとなった。ルートは雲の平経由の一般道を使う、とはいえ雲の平から薬師沢への降りは急傾斜で、心配したが薬師沢小屋にたどり着いた。もう一日かけて折立に戻らなくてはならないが、とにかく頑張って歩いてもらった。
 本人の回復は順調そうで、怪我も大したことはなさそうだった。稲美町に帰ってから病院整形外科を受診したら骨折と判明即日入院と相成った。
 ホンの一寸した転倒が全治三ヶ月になるとは本人さえも思っていなかっただろう。
 早い回復を祈るばかりである。
 今年の夏合宿の天候は、前半は雨、後半は快晴。雨の中岩混じりの道を歩くときはスリップに十分気をつけよう。自分自身の安全が、パーティの安全にも繋がっていることを参加者全員が認識できたものと思いたい。

大峰・白子谷から鉄山

  • 2006.08.05 Saturday
  • 11:25

今シーズン初めての沢登りに行きました。平日に休みを取って前夜発で出発。メンバーは、JPさん、好日のSさんとMさん。大川口に車を回し取り付きまで林道を進む。取り付きから小さい滝を登る。シーズン初めで渓流靴のフリクションがいまいち。なれるに従いシャワーを浴び快調に遡行。詰めも間違えず稜線に出て、鉄山への稜線めざし自然林の中を大汗をかきながら上り詰め草原状の稜線に着く。切れた稜線を鉄山へ3つのピークを越えて11時過ぎ到着。降りはかなり厳しい降りでしたが大川口到着、時間の都合で温泉には入らず渋滞の中6時過ぎ解散。
ガレ場登りと稜線歩きが多かったが、ちょっぴり楽しめた沢登りでした。
鉄山頂上にて
コウジツのSさんの記録は、http://www.kojitusanso-blog.jp/staff/3328
で発表されてます。是非覗いてください。

後日談:藪山雲水HPにもUPしました。拍手

湖北・花房尾から白倉岳・金糞岳縦走

  • 2006.06.12 Monday
  • 12:43

曇り北鎌で気力を使い果たし一月ほど充電のため山登りをしていなかったので、以前から行ってみたい湖北の白倉岳と金糞岳に月前夜発で出発。近江高山キャンプ場手前に車を止めテントで仮眠。朝6時前キャンプ場に車を置き花房尾から白倉岳を目指した。
鳥越峠への林道が出来たので殆どのハイカーは中津尾途中から金糞岳を往復するが、我々は余り上られていない花房尾から金糞岳を目指した。登り5時間をみていたが4時間程、下りは中津尾を二股まで従来から利用されていた登山道を降りた。ルートはしっかりと付いており問題なく下山。雨の予想も最後まで降られることはなく充実した山行が出来た。
金糞岳は眺望がなくオマケに虫が多く期待はずれであったが、白倉岳は360度のパノラマ、稜線には6月の山にしては花々が多かった。残念ながら笹百合は時期が少し早いのかまだ蕾みでした。
下山後寄った須賀谷温泉は入浴料も900円と高く内容やサービスの悪さなど最悪な温泉でした。

禿の行者山と僧屋敷の滝

  • 2006.04.22 Saturday
  • 19:06

雪彦山と七種山の間に在る禿の行者山(649.9m)へ「ヒカゲノツツジ」を見に行きました。いなみ山の会のメンバー5名も加わり朝7時役場駐車場集合出発。この山は、加古川の島田さん(山であそぼ)のHPで見て以前から一度は登ってみたい山でした。稜線には「ヒカゲノツツジ」が在ると紹介されており、時期も丁度最盛期、余り期待していなかったが、稜線沿いに沢山の黄色い花を付けて一面咲いていました。展望も良く行者を奉る岩峰で暫し展望を楽しむ。この先にナイフエッジの岩場が在り渡ろうと思ったが、ザイルを持ってこなかったので、安全に裾を回り込む。一枚の岩を立て掛けて様で不思議な岩です。頂上まで少し時間が掛かり683.3mピークまで縦走をと考えていたが少し無理なので、僧屋敷の滝への林道に降りようと尾根を降ったが、少し北に振り過ぎて沢に出てしまい、斜面のトラバースを続け、上の二俣まで苦労して降る。尚も沢を降り林道の堰堤上に出る。そこには1本だけの山櫻が満開の花を付け我々を待っていてくれた。本当に綺麗な櫻でした。僧屋敷の滝までは、林道を淡々と歩く。そして辿り着いた滝は迫力満点でした。
登るに連れてコバノミツバツツジ、ヒカゲノツツジ、ヤブツバキ、ヤマザクラの花々に疲れを忘れ、春の山を満喫できた。一本の櫻

わさび谷と仙谷

  • 2006.03.22 Wednesday
  • 16:18

19日 若桜氷ノ山スキー場からわさび谷を経由して氷ノ山に登り、仙谷を下降してスキー場へ戻るルートで春山を満喫してきました。午後から天気が崩れるとの予想でしたが、雪も多く目まぐるしく天気が変わる中遅めの出発たが12時過ぎには頂上に立ち、避難小屋で軽い食事を取り、強風吹き荒れる頂上から「こしき岩」を右から巻いて仙谷めがけ一気に下りデプリで埋まる沢を下り3時頃スキー場へ下山。
わさび谷上流部で雪訓の予定でしたが悪天候と時間的な制約のため断念。
左岸から取り付いたため中流部で右岸への渡渉が難しく大巻きしたが上流部は雪で埋まり快適でした。前回は右又を詰めたので、今回は左又を詰め稜線に出る。稜線は強風が吹き荒れ頂上付近は特に風が強く飛ばされそうになりながら避難小屋へ逃げ込んだ。低気圧の通過に伴う風が横から吹き対風姿勢の訓練にもなった。
仙谷への下りも尾根を外さないように下り、沢に降り立つ直前のトラバースはザイルを使用も考えたが、全員無事沢に降り立つ。後は快調に降ったが最後で沢を渡らないと進めなくなり、左の崖をよじ登り植林帯へ逃げうまくスキー場へ出ることが出来た。スキー客もまばらなゲレンデ横を降る。時々テレマーカーも見かけた。

テレマークと定年後について

  • 2006.03.04 Saturday
  • 10:12

今シーズンから始めたテレマークスキーなるもので山野を駆けめぐりたいと思い道具を揃え早速練習に励んだ。圧雪されたスキー場なら割合簡単にそこそこ滑れるようになったが、いざ山へ行ってみると、大きな荷物を担いでグズグズの雪の中を滑るのは流石に難しく悪戦苦闘の連続。太ももの筋肉を酷使するのか瞬く間に筋肉痛になる。歩くのとは全く別の筋肉を使うようで、これでは歩く方が早い。何でもそうだが、やはり道具は良いものを使い込まなければモノに出来ないようだ。たったの一シーズンでマスターできるほど甘くはない。取りあえずは日帰り程度の雪山から始め、徐々に負荷をかけた練習が大切だと悟る。まあそんなに慌てることはない、定年後の人生(標準的に見て20年くらい)はノンビリと生(行)きましょう。とあるテレビの番組で、三浦裕一郎氏(プロスキーヤー)が再びチョモランマに挑むそうだが、私も負けてはいられない、目的を持ってトレーニングを始めようかなと思った。

芦生原生林の冬

  • 2006.02.26 Sunday
  • 20:30

土曜日から京都・滋賀・福井3県にまたがり芦生スギで知られる芦生原生林へ雪山テレマークスキーを使って行ってきました。土曜日は冬には珍しく晴天に恵まれ春山の陽気、林道を歩いて由良川源流部へ入る。勿論今シーズンから始めたテレマークスキーを履いての雪山でした。林道は傾斜も緩くシール無しでも全く問題なく登れました。余りの陽気か林道の一部でアスファルトが顔を出しスキーを外さないと行けないところが4箇所ほど有り煩わしかったが2時間半ほどで到着。テントを張り外で雪のテーブルを作りティタイム。夜半から天気が崩れ雨と強風でテントが大きく傾く。翌日強風の中テント撤収。雨の中を野田畑湿原まで散策、雪解け水の為スノウブリッジが無くなり途中で断念。雨の中林道を降りが全く滑らず大汗をかきシャツから下着まで濡れる。日曜とあってクロカンの人達が大勢雨の中を登っていたのが印象的だった。

雪洞ビバーク訓練

  • 2006.02.13 Monday
  • 13:35

雪山において緊急事態となったとき少しでも経験が有れば生還に結びつくと思い、大雪の氷ノ山山頂で雪洞を堀り一夜を過ごすことにした。
一日目は曇り空ながら視界はほぼ良好、東尾根から頂上を目指した。我々以外にも大阪の労山パーティ15名と3人のパーティが同じ目的で山頂を目指している。
先行の労山パーティが通常のルートから1本西の尾根に取り付いており、踏み跡を使わせて貰い後に続く。人数が多く初心者の雪山講座を兼ねてのため時間が掛かり我々にラッセルが廻ってきた時はやっとマイペースで行けるようになり最後の急斜面を登り切り稜線に上がる。そこからはトレースがあり快調に登り昼過ぎ頂上到着。既にガスの中視界不良の中雪洞を掘れそうな場所を探し雪洞堀に挑戦。一部氷の層もあり難儀し2時間以上掛かって、やっと4人が入れる空間が完成。
高さが低く頭を伸ばすことができず窮屈な姿勢だが意外と快適。ローソクの明かりで中はメルヘンの世界。寝るのも最小限のスペースのため窮屈。
外は吹雪でも中は暖かく過ごせた。高さがあと20cm程あれば本当に快適だ。
機会があればもう一工夫した雪洞を掘ってみたい。

雪洞訓練

  • 2006.02.05 Sunday
  • 08:53

今まで一度も経験したことのない、雪山の雪洞で一夜を過ごすことに挑戦します。
FACの例会としてお誘いがありました。滅多にないチャンス、これを外すと何時行けるかわかりません。家庭の都合を調整し、挑戦することに決めました。
場所は氷ノ山?。今年は雪が多く寒さも強いので条件は良好。結果はいずれ又。

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