生まれたときから常に競争を意識し、世間様から「団塊世代」などと特別視されながらも、
それらにも懲りることもなく、ただこよなく自然を愛する中年親父の独り言を、
自由気ままに書き綴っています。
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学生時代の昭和42年頃3度ほど訪れた大峰弥山川の双門の大滝を久々に訪れた。
世界遺産に登録された大峰奥駈けの影響か避難小屋も新しくなり、岩壁に掛かっているハシゴも頑丈な鉄製に掛け替えられいた。
入山口の熊渡から林道が延伸されアプローチは楽になったが、弥山川は以前の記憶以上に難しく感じられた。
勿論入山口には通行止めと書いてあり一般のハイカーでは遡行は難しいだろう。
天候が少し心配でしたが、時々ぱらっと来る程度でかえって涼しかった。
何カ所かハシゴが落ち高巻きする事もあるが、要所要所にはテープがあり間違うことはない。前日まで雨が降っていたようで水量は一寸多め。登山靴の同行者は度重なる渡渉に苦心の様子。
今回新しいアプローチシュウズを使った。ソールがステルスの5.10ガイドテニー。思った以上に濡れた岩でも滑らずフェルトの渓流靴と大差がないように感じられた。当然沢用と違い水の中をジャブジャブと言うわけにはいかないが、草付きも沢靴より上。軽くて快適であった。雪以外ならこれで十分です。
狼平の避難小屋で一夜を明かし、弥山川を源流まで詰め八経が岳と弥山との鞍部に出てほんの少しで八経が岳を踏み弥山まで戻る。大きくなった弥山小屋には驚いたがほんの少しだけ大峰北部が望めた。
降りは、カナビキ尾根を降り、車に戻る。
大きく時代を経た記憶は全く当てにならないが、改めて久しぶりに良い山行でした。
山行報告は、HPにUPしました。
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