生まれたときから常に競争を意識し、世間様から「団塊世代」などと特別視されながらも、
それらにも懲りることもなく、ただこよなく自然を愛する中年親父の独り言を、
自由気ままに書き綴っています。
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沢屋憧れの黒部上の廊下を遡行し、黒部源流と言われている岩苔乗越しまで3泊4日で行ってきました。
天候にも恵まれ水量にも助けられ無事遡行が出来ました。
上の廊下中最大の核心部「口元のタル沢出会いゴルジュ」も高巻きせず突破出来ました。
水量が少ないとはいえさすがに黒部、泳ぎと徒渉の繰り返しと厳しいヘツリ、期待にそぐわず素晴らしい沢でした。
写真:上の黒ビンガを突破しほっとするメンバー
写真:立石奇岩をバックに
源流域は流れも穏やかで残雪を踏んでの楽しい沢登り、お花畑も色とりどりの花々に天井の楽園を彷彿させる素晴らしいところでした。
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山の会の夏合宿で北アルプス最北部蓮華温泉から白馬大池に登り、翌日早朝小蓮華岳を越え三国境から北へ稜線を縦走、鉢ヶ岳をトラバースし雪倉岳へ登り赤男山を巻き水平道分岐から朝日平にある朝日小屋まで歩いた。
水平道とは名ばかり、ガスで視界のない中、何度も小さな上り下りを繰り返しダラダラと歩かなければならないコースでした。
最後に沢を渡る水場を過ぎるとホンの僅かで朝日小屋の在る朝日平に着いた。時間にして8時間ほどでしたが稜線はお花畑が至る所に点在し、花の山を実感できました。
白馬大池のテン場では、強烈な雨と風のためテントに閉じこめられたが、朝日平では、薄日も差す天気で穏やかでした。
ツエルトでの泊まりは風が強いと悲惨な目に遭うが、この日は風も弱く割合快適なツエルトでした。
最終日は、高曇りの天気でしたが、かえって涼しく歩けました。
長い五輪尾根の下りも、お花畑に囲まれた中を降り、晴天であったらさぞかし素晴らしい景色が望めたであろうが、残念ながら最後までガスの中でした。
白高地沢の徒渉点にも仮設の橋が架けてあるが、パイプを組み合わせたスリルのある橋を渡る。
瀬戸川には、立派な橋が架けてあった。
蓮華の森キャンプ場では参加者全員で合宿打ち上げを盛大に開き、大いに盛り上がった。
勿論、蓮華温泉の露天風呂にも小雨の中であったがゆったりと浸かれました。
下山後は天気も回復、梅雨明け十日が当てにならなかった山行でした。
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