生まれたときから常に競争を意識し、世間様から「団塊世代」などと特別視されながらも、
それらにも懲りることもなく、ただこよなく自然を愛する中年親父の独り言を、
自由気ままに書き綴っています。
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土曜日から京都・滋賀・福井3県にまたがり芦生スギで知られる芦生原生林へ雪山テレマークスキーを使って行ってきました。土曜日は冬には珍しく晴天に恵まれ春山の陽気、林道を歩いて由良川源流部へ入る。勿論今シーズンから始めたテレマークスキーを履いての雪山でした。林道は傾斜も緩くシール無しでも全く問題なく登れました。余りの陽気か林道の一部でアスファルトが顔を出しスキーを外さないと行けないところが4箇所ほど有り煩わしかったが2時間半ほどで到着。テントを張り外で雪のテーブルを作りティタイム。夜半から天気が崩れ雨と強風でテントが大きく傾く。翌日強風の中テント撤収。雨の中を野田畑湿原まで散策、雪解け水の為スノウブリッジが無くなり途中で断念。雨の中林道を降りが全く滑らず大汗をかきシャツから下着まで濡れる。日曜とあってクロカンの人達が大勢雨の中を登っていたのが印象的だった。
団塊の世代と呼ばれる我々の年代の方達が一斉に定年を迎え職場の第一線から退くことにより様々な問題が起こると予想されている。
義務教育の時代から常に競争を強いられ、社会に出ても何かしら競争の中で過ごしてきたが、時代が大きく進歩しITに取り残され粗大ゴミ等と陰口を叩かれながらも曲がりなりに生き抜いてきたが、さて自分達の定年が近づくにつれ年金の受給に問題があり、老後の生活設計に大きな狂いが出来ようとしている。
職場からすっぱりと抜けたいが、人材不足でそうはいかないらしい。定年後はゆっくりと趣味に明け暮れる生活は望めそうもなく今少しお礼奉公にかり出されるようだ。団塊の世代はいつになったらゆっくりと出来るのだろうか。人生の最後まで競争になるような気がしてきた。
雪山において緊急事態となったとき少しでも経験が有れば生還に結びつくと思い、大雪の氷ノ山山頂で雪洞を堀り一夜を過ごすことにした。
一日目は曇り空ながら視界はほぼ良好、東尾根から頂上を目指した。我々以外にも大阪の労山パーティ15名と3人のパーティが同じ目的で山頂を目指している。
先行の労山パーティが通常のルートから1本西の尾根に取り付いており、踏み跡を使わせて貰い後に続く。人数が多く初心者の雪山講座を兼ねてのため時間が掛かり我々にラッセルが廻ってきた時はやっとマイペースで行けるようになり最後の急斜面を登り切り稜線に上がる。そこからはトレースがあり快調に登り昼過ぎ頂上到着。既にガスの中視界不良の中雪洞を掘れそうな場所を探し雪洞堀に挑戦。一部氷の層もあり難儀し2時間以上掛かって、やっと4人が入れる空間が完成。
高さが低く頭を伸ばすことができず窮屈な姿勢だが意外と快適。ローソクの明かりで中はメルヘンの世界。寝るのも最小限のスペースのため窮屈。
外は吹雪でも中は暖かく過ごせた。高さがあと20cm程あれば本当に快適だ。
機会があればもう一工夫した雪洞を掘ってみたい。
今まで一度も経験したことのない、雪山の雪洞で一夜を過ごすことに挑戦します。
FACの例会としてお誘いがありました。滅多にないチャンス、これを外すと何時行けるかわかりません。家庭の都合を調整し、挑戦することに決めました。
場所は氷ノ山?。今年は雪が多く寒さも強いので条件は良好。結果はいずれ又。