生まれたときから常に競争を意識し、世間様から「団塊世代」などと特別視されながらも、
それらにも懲りることもなく、ただこよなく自然を愛する中年親父の独り言を、
自由気ままに書き綴っています。
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大台の池木屋山に行く予定でしたが、生憎の天候の為延期。
北部は雨に遭わないと考え、急遽篠が峰の南東にある応地坂から尾根を縦走し、尾根上に岩の見える頂きを登ろうと9時過ぎに出発した。
今年の2月に牛坂から尾根を縦走し篠が峰まで歩いたのに続き、東の応地坂から歩く。
車を坂尻の休憩所に停め、応地坂の旧道を峠まで登る。
峠には、通行人の安全を祈ってお地蔵様が奉ってあります。
写真:峠のお地蔵様です
峠からは北へ尾根を辿ります。踏み跡もしっかりしていて迷うような尾根ではないが、ピンクのテープが五月蠅いほど木に括り付けてある。何のためにゴミを残すような事をするのだろうか?。せめて朽ちて自然に帰るような材料なら許せるが、化学製品のテープは自然に帰ることはなく永久にゴミとして残ることになる。ついでに言うなら、こんなに解りやすい尾根に目印のテープを付けないと歩けないなら、登る資格無し。他で練習してからにしてくれと言いたい。
尾根は所々岩があり展望もまずまずだ。395.0mの三角点は尖った山頂だが展望は無し。更に進むと尾根の上に大きな岩が見えてきた。
写真:天神岩を望む
近づくと高さ20m程。南と西は切り立っていてザイルがないと難しいが、東は空荷でなら登れそうだ。北のコルから岩の頂上へ簡単に登ることが出来、狭いが展望は良い。
写真:北側のコルから見た天神岩
更に北上を続け、送電線鉄塔まで来たが遂に雨が落ちてきた。
予定の半分位だが、天候悪化が予想されるのでここで中止、関電の送電線巡視道を使って坂尻側へ下る。
長い林道を歩き、坂尻の村までノンビリと歩き車まで戻ったら本格的に降ってきた、早めに決断したのが良かったようで、濡れずにすんだ。
もう少し早い時期なら花も少しは咲いているのだろうが、この時期は無し。 次は、初冬の薮の後退した時期にもう一度歩いてみようと思った。
週4日勤務のため、木曜日が休日なのでいなみ山の会の仲間を誘って、福井県名田庄と京都府丹波との県境に在る「頭巾山871m」へ日帰りで行ってきました。
天気も快晴、晴れ渡った青空の下気持ちの良い山旅でした。
篠山市を抜け、京都の鶴ヶ岡から堀越峠をトンネルで名田庄へ走り、道の駅「名田庄」で準備を整え、野鹿谷林道を遡るが、野鹿の滝すぐ上で遊歩道の工事中、大きなトラックが道を塞ぎそれ以上奥に進めなかった。
滝見物を兼ね車を道脇に停め、沢に下ると新緑に囲まれた形の良い滝が掛かっていた。
名田庄の名所らしく滝の近くまで遊歩道が整備され、誰でもがこの素晴らしい滝を見物出来るようだ。
地形図では、林道が沢の三俣まで伸びてそのまま登山道に繋がっているはづだったが、新しくダムが出来たため少し手前から沢を渡って、植林の作業道をジグザグに尾根に登るようになっていた。
かなり急な道を、息を切らして登っていくと植林を抜け、自然林の尾根となる。この一帯は石楠花が多く、もう少し早かったらと悔やまれる。
岩場をロープに掴まりながら登り切ると国境稜線に着き5分ほどで山頂に到着。二等三角点と手入れされた社があり展望も360度。
写真:頭巾山山頂
北に青葉山、南に長老が岳、西に弥仙山、東には遙かかなたまで続く若丹稜線。
暖かな日差しを浴びてお昼を頂き、少し西へ稜線を歩いてみる。
尾根筋には、可愛い花を付けた「イワカガミ」の群落もあり、このまま歩き続けたい様な稜線でした。
写真:イワカガミ
下りも同じ道を歩き、無事車まで戻る。
天気にも恵まれ爽やかな一日でした。