生まれたときから常に競争を意識し、世間様から「団塊世代」などと特別視されながらも、
それらにも懲りることもなく、ただこよなく自然を愛する中年親父の独り言を、
自由気ままに書き綴っています。
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台風のため予定していた信州旅行が中止になり時間が出来たのでパソコン相手にホームページのリニュウアルで3日間を過ごす積もりだったが、台風一過晴天になったのを幸いに一人で何処かの山へ行こうかと考えていたところに仲間からお誘いの電話。ラッキー。
アルパインの参加者全員で岩の練習に堡塁岩へ行こうと話が纏まり、ザイルや岩道具一式をザックに詰め一路六甲山を目指すが着いてみるとガスの中。現場に着くと夏山に向け沢山のパーティが練習に来ていた。
中央稜最上部にザックをデポし、ザイルを担いで取り付きまでクライムダウン。
足慣らしに中央稜南面下部のルンゼルートやちびっ子ハング、カンテルート3本を登り、腹ごしらえにデポ地へ戻り昼飯を食べている途中で雨が降り始めたのを潮時に練習を打ち切り帰ってきました。
平荘湖の練習で腕を一段と上げた武子さんにリードをお願いし裕美子さんもスンナリ登れる様になっている。
来週はいよいよ本番です。山の神様梅雨明けを期待してます。
北岳のバットレス第4尾根を目標にトレーニングを兼ね久しぶりにRCに行ってきました。
マルチピッチのシステム練習を繰り返し、本番でモタモタしないよう確認しながら登った。
平荘湖での練習をさぼっていたので最初のピッチから堅い登りでぎこちなかったが、最終ピッチまで来ると少し慣れてきて緊張しながら快適なクライミングで締めくくった。
地蔵岳頂上にはヒカゲツツジがひっそりと咲いていた。
パートナーに迷惑を掛けないよう本番までにはみっちり練習をして長年の憧れを達成出来るようがんばろう。
瀬戸内に浮かぶ小豆島、福田港から北回りに少し行くと吉田ダムの下にオートキャンプ場「オートビレッジ吉田」があります。海に面して広々としたキャンプ場、その後ろに岩山が幾つも聳えています。
「吉田の岩場」と呼ばれているフリークライミングエリアに行ってきました。朝一番のフェリーで姫路港を出発、1時間半ほどで小豆島に到着。すぐそばにも「小豆島の仁壽峰(イースーポン)」と呼ばれている岩もあります。
車で暫く走ると吉田ダム、車をキャンプ場に止め歩いて10分でそこはもうゲレンデです。
今日は実力者揃い、難しいルートに挑戦です。
初めは、「きもちんよかロック」のランナウェイ5.10a 中間部の小さなハングが越せず2度墜落。腕はパンパン脚ガタガタで敢え無く敗退。
3度目で、テンション懸かり放しでやっと完登。といっても引っ張り上げてもらった様なもの。ビレイヤーに感謝。
写真は、中間の核心部に挑戦中の雲水です。 写真撮影:浄英さん
午後は、トップロックエリヤの龍(RON)5.10aと下克上5.10cに挑戦しましたが、1ピンまでで全く歯が立たずやっぱり敗退。
まだまだ修行が足りません。打ち拉がれて帰路についた海外遠征のクライミングでした。
南岳カールの紅葉を見ようと出かけましたが、例年に無い大雪のため北アルプスでは遭難が相次ぎ、我々も雪のため撤退になりました。
翌日は快晴。折角だから噂の景色を見ようと徳本峠に登り穂高連峰の姿を写真に納め無事生還しました。
本当に素晴らしい眺めに感動!
後日談:HPにUPしました。
夏合宿の足慣らしを兼ね東大山へ行きましたが、生憎の天気結果的には主稜線縦走は出来なかったが満足な山行でした。
大山スキー場の東、川床から大休峠を経て野田ケ山に登り親指ピークを越え象が鼻から天狗ガ峰、剣が峰、弥山の予定でした。
大休峠までは天気も何とか持っていたが、野田ケ山から遂に雨が降り出しカッパを着ての稜線歩きとなる。このルートはあまり入る人が少ないのか道は下草に覆われ、足許が見えない中切れた稜線を慎重に進む。若者二人が我々に追いつく。広島から来てユートピアからスキー場へ降るらしい。足が早いので先を譲る。相変わらずガスで周りは全く視界無し。小さなアップダウンの稜線を進むとガスの中から尖ったピークが目の前に現れる。これが親指ピーク、岩稜を登り頂上すぐ下をトラバースする、ザイルがセットされ全く問題なく通過。暫くすると先に行ったはずの若者が戻ってくる。その先が崩落して通れないから引き返すと言うので覗きに行く。
確かに稜線の北側がスッパリ切れ落ち2m程道が無くなっている。観察すると灌木を支点に下れそうだ、静かに灌木に体重を預け、小さなスタンスに足を下ろすと身体が空中に出た状態になる。灌木が抜ければ谷底まで一直線、すぐ下の灌木に支点を移しもう一段下がり尾根に戻る。雨の降る中崩落の続く尾根を辿る。腹も空いてきたので大きな木の下で雨宿りしながらパンをかじっていると、先ほどの若者が登ってきた。彼らは、あんなオッサン・オバサンが苦もなく通過するのを見て、ここで引き返しては沽券に関わると意を決して降りてきたようだ。更に登ると空が明るくなり小さな岩のピーク(振子山?)に着いた。緩やかに降るとコルに着く、ここが振子沢への分岐だろう。辺り一面トウゴククガイソウ・ギボウシ・シモツケなどの高山植物が沢山咲いている。特にトウゴククガイソウの薄紫の穂先が同じ方向に首を傾げて咲いている姿は素晴らしい。最期の斜面を登り切ると象が鼻、すぐ下にはユートピア避難小屋。雨と風の中主稜線縦走は諦め宝珠尾根を降る。上宝珠乗越しから砂滑りを楽しみ元谷へ一気に降り中ノ原スキー場へ予定時間に到着。ずぶ濡れになり展望もなかったが、少しだけスリルを味わえました。今度は晴れの日に再挑戦しましょう。
三大岩稜の三番目として5月の北アルプス槍ヶ岳北鎌尾根にチャレンジしました。
前夜発で平湯アカンダナPから上高地入山。槍沢を大曲から水俣乗越し天上沢を降り北鎌沢右俣を詰め北鎌のコルで稜線に出、忠実に稜線を辿り槍ヶ岳山頂に至るコース。5月のバリエーションとしては、体力と少しの技術が要求されるルートです。
宿泊装備+登攀用具で総重量18Kg。予想以上にハードな山行でしたが、晴天にも恵まれ、仲間のサポートもあり無事登頂を果たすことが出来ました。詳しくは藪山雲水HPで発表中です。
4月2日に予定していた大山三の沢は雨のため中止にしたが、突然予定が空いたので再挑戦しました。詳しくはHPに書く予定です、取りあえず報告します。
午前中から天気も回復する予報に急遽実行。メンバーは、あきちゃんとひろみさん。三の沢の景色を見ることが出来ました。ミニ涸沢ですね。雪渓は落石が多い。稜線の槍が峰のトラバース、雪が着いて慎重に行動。天狗が峰で引き返す。槍が峰南峰を過ぎた辺りからガスが取れ大パノラマが展開。頂上稜線までハッキリ見えた。キリンの鉄柱から暫くザレ場を下り、残雪を利用して文殊越え目指し一直線に下山、充実した一日でした。
昨年2月に事故で一月ほどの入院して以来殆どトレーニングしていなかったが、Sさんを見舞いがてら病院の北にある佐土新の山神社の岩場に行きました。ロクスノに載って以来訪れる人が増えいつも賑わっていると言う所です。ひろみさんが一度登ったそうで、案内役を兼ねて参加。あきちゃんといってんさん、私の4人で午後から取り付いた。既に神戸からのクライマーが10人ほど登っていました。両端が易しい(5.8)ので、足慣らしを兼ねリードで取り付いた。間が開いたせいか易しいルートだが恐ろしい。足に乗り込めず腕で登る状態。小さなハングすら越えられず情けない状態であった。3本ほどで腕はパンプ。しばらく休憩し左側へ移動し5.10〜5.11のルートに挑戦。ひろみさんといってんさんがリードで登り始める。しかし完登ならず途中で墜落。結局誰も登れず上から懸垂でヌンチャクを回収する羽目になり時間切れで打ち切り帰ってきた。やっぱりリードは怖い、トップロープでなければ命がいくらあっても足らない。無理をせずボチボチ行きましょう。