生まれたときから常に競争を意識し、世間様から「団塊世代」などと特別視されながらも、
それらにも懲りることもなく、ただこよなく自然を愛する中年親父の独り言を、
自由気ままに書き綴っています。
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昨年同じ時期に計画した扇の山に行ってきました。
昨年は大雪に見舞われ沢沿いのルートを変更し尾根どうしで登りましたが、今年は快晴にも恵まれ予定どおり、霧が滝の上流部を辿り、畑が平の中国自然歩道を通り頂上へ登りました。
畑が平では倒木に沢山のキノコを見つけ少しだけお裾分けを頂き、山裾の紅葉と、稜線の落葉した山毛欅の林の佇まいが晴天に映え素晴らしいハイキングでした。
写真 大ズッコのブナ林
小ズッコの避難小屋から、元々の下山ルートの尾根を降り上山高原に向かいましたが、微かな踏み跡を伝う藪漕ぎになりました。
尾根が複雑に折れ曲がり、忠実に辿るのが難しく最期は一つ手前のコルから林道に降りてしまいました。残念!!。
扇の山山麓は素晴らしいブナ林が多く残る所です。
春の芽吹き、秋の紅葉、残雪のブナ林とシーズンを通して楽しめます。春にはスキーを担いで初春の扇の山も登ってみましょう。
一日休みを取って久しぶりに藪山へ行きました。
納山会山行の下見を兼ねて生野菖蒲沢奥のトンガリ山から段が峰へ縦走です。
たじまハイキングや岳人でも紹介され最近よく登られている山です。
案内とおり林道終点から沢沿いに行く。やたらとテープが目に付く。
これでもか!これでもか!とテープが付けてある。色もとりどり賑やかなこと。
何故こんなに必要なのか?疑問に感じる。
営林署跡を経て尾根の取付まで1mおきにご親切にテープ・テープ・テープ。
加古川のやまあそさんのHPに出ていたルートへ尚も沢沿いに行く。ここからはテープも無く静かな山歩きを楽しみ知らぬ間に源流部まで。コルから13分でトンガリ山山頂に到着。三角点からは東側が見晴らせる。
段が峰へ向けて尾根を忠実に辿るが台風の影響か風倒木が尾根を遮り越えるのに苦労しながらいつの間にか笹原が拡がる尾根に上がる。尾根上の雑木や馬酔木の薮を避けながら笹原を掻き分け静かな尾根歩きが出来た。
尾根の西側を最期まで辿ると、笠杉山から段が峰に続く尾根にでて少し登ると段が峰頂上。ハイカーが2名休んでいた。
ここからはハイキング道を歩きフトウが峰を経て達磨が峰への稜線の最低鞍部へ降り、鹿除けの柵を越え尾根を横切り駐車場まで降った。
写真 フトウが峰から見たトンガリ山から段が峰への稜線
時間にして4時間ほどの山旅でしたが、平日でもハイカー3組に出合ったのには意外だった。
山上に風力発電の調査のためか大きなアンテナが建っていたが、イヌワシの生息地は避けてほしいものだ。
11月の連休を利用してフリークライミングのメッカ、小川山へ神戸FACの仲間と行ってきました。
関西から少し遠いが、オートキャンプ場も有り、唐松の紅葉が綺麗でした。
着いた日は金峰山へハイキング。昨夜からの冷え込みで山頂付近は真っ白に雪化粧。頂上からの展望は残念ながら富士山は見えなかった。
明日も瑞牆山に登るいなみ山の会の仲間を送りがてら大日岩まで縦走し、小川山への稜線を鞍部まで辿り廻り目平へ戻る。大日岩からの下山ルートは点線ルート、一寸スリリングな薮のルートを行く。沢沿いの杣道も気持ちの良いルートでした。
翌日は、スラブ状岩壁とリバーサイドで一日フリークライミング。私の実力では5.8でも難しく指先がボロボロになる位頑張りました。
最期の日も、水晶スラブで正午過ぎまでクライミングを楽しみ、八ヶ岳山麓で美味しいソフトクリームを食べ、無事帰着。
いつかは5.10を登れるよう平荘湖でトレーニングに励みます。
写真は、唐松の紅葉と小川山岩峰群です。
綺麗な滑滝の奥飛騨沢上谷へ紅葉を求めて行きました。
秋も一段と深まり、広葉樹の多い沢は、色づいた紅葉と谷を彩る落ち葉で一杯でした。
五郎七郎滝の水の織りなす模様は当に絵のようだ。
水温も冷たさはなくヒタヒタと沢を遡行し、この谷一番の大滝「蓑谷大滝」に到着。
白い布を垂らしたような姿の滝で、音もなく落ちてくる水も又面白い。
これ以外に、岩洞滝と併せて3つの滝が懸かる沢です。
快晴にも恵まれ、優雅な一日を楽しめました。