生まれたときから常に競争を意識し、世間様から「団塊世代」などと特別視されながらも、
それらにも懲りることもなく、ただこよなく自然を愛する中年親父の独り言を、
自由気ままに書き綴っています。
何か感じられたら、気軽にコメントを残してください。
週4日勤務のため、木曜日が休日なのでいなみ山の会の仲間を誘って、福井県名田庄と京都府丹波との県境に在る「頭巾山871m」へ日帰りで行ってきました。
天気も快晴、晴れ渡った青空の下気持ちの良い山旅でした。
篠山市を抜け、京都の鶴ヶ岡から堀越峠をトンネルで名田庄へ走り、道の駅「名田庄」で準備を整え、野鹿谷林道を遡るが、野鹿の滝すぐ上で遊歩道の工事中、大きなトラックが道を塞ぎそれ以上奥に進めなかった。
滝見物を兼ね車を道脇に停め、沢に下ると新緑に囲まれた形の良い滝が掛かっていた。
名田庄の名所らしく滝の近くまで遊歩道が整備され、誰でもがこの素晴らしい滝を見物出来るようだ。
地形図では、林道が沢の三俣まで伸びてそのまま登山道に繋がっているはづだったが、新しくダムが出来たため少し手前から沢を渡って、植林の作業道をジグザグに尾根に登るようになっていた。
かなり急な道を、息を切らして登っていくと植林を抜け、自然林の尾根となる。この一帯は石楠花が多く、もう少し早かったらと悔やまれる。
岩場をロープに掴まりながら登り切ると国境稜線に着き5分ほどで山頂に到着。二等三角点と手入れされた社があり展望も360度。
写真:頭巾山山頂
北に青葉山、南に長老が岳、西に弥仙山、東には遙かかなたまで続く若丹稜線。
暖かな日差しを浴びてお昼を頂き、少し西へ稜線を歩いてみる。
尾根筋には、可愛い花を付けた「イワカガミ」の群落もあり、このまま歩き続けたい様な稜線でした。
写真:イワカガミ
下りも同じ道を歩き、無事車まで戻る。
天気にも恵まれ爽やかな一日でした。