生まれたときから常に競争を意識し、世間様から「団塊世代」などと特別視されながらも、
それらにも懲りることもなく、ただこよなく自然を愛する中年親父の独り言を、
自由気ままに書き綴っています。
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以前にも二度ほど訪れたことのある「仏隆寺の千年桜」を今一度見てみたいと思って出掛けました。
折から「仏隆寺の桜祭り」開催中と言うこともあって、大勢の人が春の陽気に誘われていた。
残念ながら、満開には少し早く、下から見上げるその桜は五分咲きほどか。
整理に当たっている人から、裏へ回ってみれば良いと告げられ、参道の階段を登ると、なるほど裏側は満開でした。
ここから室生寺までは、古来から峠越えの道があり、峠の名前は「唐戸峠」、越えて行く旅人の安全を見守るお地蔵様がおわします。
そばにある東屋風の建物には先客がおり、お昼の真っ最中。仕方がないので北へ少し尾根を登り展望が開けた場所でお昼とする。
以前来たときは、杉の植林が終わったばかりで苗は小さかったが、数年を経て大きくなり僅かばかりの景色を楽しみながらの食事となった。
この先はずっと下りの道となり、腰折れ地蔵様から室生の里に降りたところに西光寺という寺があり、ここの桜はちょうど満開でした。
写真 : 西光寺の枝垂れ桜
この後は、沢山の花見客に混じり室生寺へと降り、シャクナゲで有名な女人高野の室生寺を参拝し帰路についた。
午後から天気が崩れるとの予報通り、バスに乗ったら雨がパラパラ。グットタイミングで車中の人となり夕方6時前には稲美町まで帰還。
春の一日、暑くもなく寒くもなく、心休まる小さな旅行でした。