生まれたときから常に競争を意識し、世間様から「団塊世代」などと特別視されながらも、
それらにも懲りることもなく、ただこよなく自然を愛する中年親父の独り言を、
自由気ままに書き綴っています。
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毎年恒例の夏合宿。今回は、南アルプス北部の北岳・間の岳・農鳥岳を巡る山旅です。
日本第2位の標高を誇る北岳のバットレスを間近に見る大樺沢から八本歯のコルを経て頂きに登り、南へ三千メートルの稜線を辿るルートです。
六十歳までには登っておきたかったバットレス第4尾根、偵察を兼ねてじっくり見てきました。
初日はC沢出合まで登り取り付くルートを少しだけ辿ったが、ガスで全体を見ることが出来なかった。
翌日は快晴。バットレス沢を詰めBガリー大滝からのルートより、D沢からのルートのほうが良いように感じた。
何れのルートにせよ、取り付きまでは体力が勝負のようだ。
取り付きテラスの標高は、八本歯のコルの展望所と同高度、相当な体力が要るようだ。
コルからは一気に展望が開け、これから辿るルートが一望。
なかなかきつい登りが続くが健脚の仲間に必死でついて行き、無事登頂を果たせた。
北アルプスから中央アルプスはもとより、360度の大パノラマを堪能できました。
間の岳から三峯岳を経由して熊ノ平で2泊目。
翌日は、三国平から大井川の源流部をトラバースし、農鳥小屋。
西農鳥岳・農鳥岳に登り大門沢を降りました。
最終日は、富士山を正面に見る大門沢のテン場から奈良田へ下山。
バスを乗り継いで戸台まで。仙流荘で汗を流し帰ってきました。
ザックの重量を極力減らしましたが、標高差千メートルの登りはさすがに堪えました。